神楽坂うを徳さんですき焼き&ワイン会
公開日:
:
2019/10/07
イベント
更新がかなり遅れていますが、土曜日は夕方から7代続く神楽坂の老舗料亭 “うを徳” さんですき焼き&ワインの会を行いました。
二日間連続での会ですが、一日目に用意した肉は、近江牛の肩ロースとウデを合わせて一人300g。ちょっと多いかなと思ったのですが、これくらい食べてもらわないとね。まずは、うを徳の大将、隆ちゃんの粋な計らいでジビーフなおみのセンマイと小腸の先付けに感動。
始まる前にいつもなら肉の説明をするのですが、この日はジビーフのことだけ。以前なら生産者のことも話したりしたのですが、最近は必要ないかなと思っています。話も長くなりますしね。それよりも、サシの多い肉が食べられない人がどうして今回は食べられたのか、そんなことを解説したほうが興味あるんじゃないかな。二日目は、肩ロースとソトヒラの2種類を用意しましたが、残念ながら僕はアルドールの比嘉シェフの結婚披露宴のために沖縄へ。
さて、すき焼きに合わせるお酒は個人的にはハイボールかなと思ってるのですが、この日はコラボ会。ワイナリー和泉屋の新井さんがドンピシャで合わせてくれました。
泡 キュヴェ・プレステージュ レミーマッサン
泡 キュヴェ・ワイ ヴァダン・プラトー
赤 ラス・イルエラス2015
白 ラガルドメレンス・ブラン・バリッカ
赤 タラルン 2014
白 エカムエッセンシア 2015
新井さん総評
蒸し暑さの残った夜だとたので、スタートのシャルドネベースのキュヴェ・プレステージュはシャルドネとピノ・ノワールのブレンドでスッキリした美味しさでグッドスタートになりました。
2本目は僕も今回初めて飲んだヴァダン・プラトーのトップキュヴェのキュヴェ・ワイ、前ヴィンテージもとても美味しかったのですが、香りも素晴らしく各テーブルから『美味しい』『すごーい』という声が。嬉しい言葉をたくさんいただきました。ピノ・ノワール100%、生産本数500本という超レアもの。
3本目はジビーフなおみのセンマイと小腸の先付けにゲストのお一人、坂東彌十郎さんが赤ワインをリクエストされたので順番を変え、ラス・イルエラス 2015を。これっ、旨すぎ、流石話題のグレドス山脈周辺エリアを代表するワインのひとつだわ。隠し持ってるマグナムボトル、数年後、どんな美味しさになっているのだろう。すき焼きにもバッチリだった。
4本目
すき焼きの葱やお麩、白滝などに少ししっかり目の白ワインを。ここはもしかした別のグレドスのガルナッチャでも良かったかも。ラス・イルエラスよりも軽やかなラ・ブルーハ・アベリア 2013あたりでも面白かったかも。でもこのワインもバッチリではなかったけど美味しく飲みました。
5本目はすき焼きに合わせるワインを考えたときに一番にセレクトしたワイン、カステル・デンクスのシラー100%のタラルン2014、とてもエレガントなワインですき焼きにバッチリでした。
最後のワインはすき焼きを食べ終わったあとにのんびり美味しい時間をつくるために選んだエカムエッセンシア 2015、これは流石の美味しさ。とても品のある美味しいデザートになりました。
以上。
その後、時間も早かったので新井さん、彌十郎さんたちと5人で野堀さんのエスタシオンへ。コス・ペス2015、ディド・ロサートなどを楽しみました。僕は、エスタシオンへ行く前にレベルで一杯。
おかげさまで、楽しくおいしい会でした。
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