仕事の奥深さ
公開日:
:
2023/11/02
雑記
本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですでにリタイアしてゆっくりしている人もいますが、僕はまだまだやること、やりたいことがありますので、自分の首を絞めるかの如く、年々忙しくなってきてます。体力的に心配なところはありますが、健康であれば少しずつでも前に進めるので、関係者みなさま、今年も来年も再来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、
某店で8年間働いたのち独立して、ちょうど半年目。働いていたころは、大将の仕事をみて、もっと簡単にできるのに、とか、僕ならこうするのに、と思っていたとか。でも、いざ自分でやってみると、大将の仕事の意味が分かったと。
> いやぁ、できないです。
肉屋でも魚屋でも、飲食店でも、目的もって働いてる若者がたくさんいます。経験値の幅が狭いので、いまは理解できなくても、いずれ分かるときが必ずきます。とにかく疑わず、反発せず、真面目に(ここ大事)やった人だけ、ぜったい分かる日がきます。サボったり、嘘ついたり、調子に乗ったりしなければ、の話しですが。
いまは、手取り足取りの指導が正しい(?)風潮のようになってますが、実際忙しい現場で、親切丁寧に教えるのは限界があります。早くしろ!急げ!、と言っただけでパワハラだと言われたり、ちょっと注意しただけで、辞めたりとか。なかには親がでてきたりすることもあるみたいで。
先輩の仕事を見て覚えろとか盗めというのは、時代錯誤かも知れませんが、考えることをしないとホンモノの仕事は身につかないと思う。
関連記事
-
価値あるプライオリティ
食肉市場では、毎週月曜日と木曜日に近江牛のセリが開催される。 だれでも参加できるわけではな
-
日々いろんな肉が入荷してきますがA5もあればC1もありすべてに命がありおいしくなってほしいと願うのです
とある牧場から出荷された近江牛ですがちょっと様子が変です。雌の50カ月齢で経産ですが肉にする
-
ビストロを30年続けるためには
土日と金沢へ行ってきまして、名前だけは聞いていた倫敦屋のマスター戸田さんと初対面。お決まりの
-
便利な世の中ではあるが
牛のスネ肉、いわゆる「チマキ」といわれている部分で、通常はミンチに使われることが多い。
-
ニーズはサシ志向から赤身志向へ
先日の朝、友人から電話がかかってきた。 急やけど高校のツレが集まるので来れるか?
- 新記事
- 所作