うを徳×サカエヤ×ワイナリー和泉屋コラボ会
公開日:
:
2019/07/16
イベント
明治の日本を代表する文豪、泉鏡花の『婦系図』のモデルとなった神楽坂の老舗「うを徳」。『婦系図』の中に出てくる魚屋の主人のモデルは、うを徳初代の萩原徳次郎氏です。文豪にも認められた、老舗の和食料理屋で僕が扱う肉を使ってイベントやろうと言い出したのが、ワイナリー和泉屋の新井さん。僕は和食屋で肉をだされるのが好きじゃないので、どうしたものかと考えたのですが、うを徳の現大将、隆ちゃんとは懇意にしていることもあり、彼が肉料理をやればいったいどうなるのかと、単純に興味もあって、実現した次第なのです。果たして結果は・・・

お献立
前菜
愛農ポークバラ肉のお新香和え、近江牛肩ロース八幡巻き
近江牛モモ肉粉の巻き寿司 ガリ、鮎一夜干し
蓴菜 山葵、枝豆塩茹で、山桃

お椀
愛農ポークバラ肉の沢煮椀
(バラ肉、大根、人参、独活、新牛蒡、椎茸、糸三つ葉)

造り代わり
近江牛モモ肉のコールドビーフ 刻みレタス
山葵醤油、胡麻ポン酢、山椒マルドン塩

焼き物
近江牛肩ローススライスの重ね焼
うすい豆葛餡仕立て ホワイトアスパラ 完熟胡椒

煮物代わり
愛農ポークロースの八海山しゃぶしゃぶ
キャベツ、千寿葱、丹波大黒占地、手毬麩
ポン酢 鴨頭葱 一味唐辛子

お食事
愛農ポークバラ肉の加薬御飯
(豚バラ肉、京筍、人参、蒟蒻、干し椎茸、
新牛蒡、パプリカ、油揚げ、隠元豆)
止椀
近江牛小腸と黄韮の九州麦味噌汁 胡麻

この日のワインたち。隆ちゃん一人で仕込からすべてやってのでふらふらになっていましたが、参加者皆さん大満足でした。いやぁー、おいしかった。
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