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ジビーフ『ロクスケ』格付けB1のすばらしい肉質です

ジビーフ『ロクスケ』トラックに揺られて入荷してきました。北海道様似新富で育つジビーフたち。人口2人なので牛のほうが多いことになる。通年放牧なのでこれからは厳しい季節に突入する。冬が苦手な僕なら凍え死んでしまいそうな極寒の世界。冬を乗り越えたジビーフたちの肉はじつに力強い。一度でもこの環境を見てしまうとたくさんの疑問が頭をよぎる。別にあっちを批判してこっちをヨイショするわけではないが、こういった環境で育った牛に魅力を感じるのは僕がまともだからだと思う。嘘が多い畜産の世界だからこそビジネスに乗らないジビーフを一生懸命やりたい。

前回入荷のジビーフ『ムサシ』。約1ヵ月、あるシェフの焼きをイメージしながら手当てをした。そしてさきほど「いままでで一番美味しかったです!」とメッセージをいただいた。なにがどうなっておいしくなったのか、じつは僕にもよくわからない。7割は確信があっても3割は運みたいなところがある。ジビーフを一般販売するには、だれが焼いてもある程度おいしくならないといけない。まだまだ僕の中では課題が多いがそろそろかなとも思う。

 

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