トモスネの吊るし焼肉が意外とうまい
トモスネ(後足のスネ)は、脂肪分が少なく筋も多く肉質は硬めなので用途としては、ミンチかカレー・シチュー用、切り落としが肉屋のショーケースでは定番アイテムとなります。当店でもそのような使い方もしますが、オススメはスネ肉の焼肉です。フレッシュの状態では硬いので、まず骨付きのまま30日程度吊るしておきます。なぜか他の部位より変色が少ないのですが、骨を外してから表面の筋をとって薄めにカットします。肉の中にも筋が入り組んでいるので細かく包丁を入れます。けっして柔らかくはないのですが、食感がすごく良いのです。もちろんサシが入った肉と違ってとろけたりしませんし、食べ過ぎても胃もたれすることがありません。いまのところ一部の飲食店と店頭での販売のみとなっていますが、ご要望がございました近江牛.comのサイトでも販売を行いたいと思っています。
関連記事
-
-
近江長寿牛のみすじはキレイなサシでやさしい味なのだ
みすじをご存じの方は多いと思うのですが、じゃーどこの部位?、、と尋ねると意外と知らない(当た
-
-
お歳暮、新年の食卓に華やかな近江牛懐石
最近ハマっている筑波ハムのアイスバイン。よくこういう商品が作れるなと感心しきりである。
-
-
認定近江牛について私の考え方
写真は、見た目は牛肉ですが、牛タンです。めちゃくちゃ需要が多いのですが牛は二枚舌じゃないので
-
-
6年ぶりにユッケの店頭販売を行います
レストランで生の牛肉を提供するよりかなり厳しい基準をクリアしなければいけない店頭販売用の生食
-
-
生産履歴が明確な近江牛ミンチで作るハンバーグは絶品
数年前からネットでも近江牛ミンチを販売しているのだが ミンチを冷蔵で発送するには、変色とい