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愛農ナチュラル紅ポークのLボーン限定7個販売しました

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愛農ナチュラルポークを完全放牧で育てたいとプロジェクトを立ち上げたのは、ジビーフの生産者、西川奈緒子さんの長男で愛農高校養豚部の雄喜くんです。5頭のうち1頭は学校で使うことになり、残り4頭を私が引き受けることになりました。すでにほとんど完売しているのですが、予約取り置き分で少し販売可能な部位がでてきました。

骨付きロース2.0kgの注文を受けていたのでリブ側からカットして目方を合わせていくと、ちょうど7本(正確には8本ですが私が1本買いましたので)残りました。てことで最後の愛農ナチュラル紅ポーク、しかも骨付きLボーンを7本限定で販売させていただきます。もともと骨付きロースは未販売なのでちょっとお得かも(

さて、次は雄喜くんのお母さんのお話しです。今朝のNHKおはよう日本で放送されたこともあり、パラパラと問い合わせもいただいているのですが、本格的な出荷は9月に入ってからで既存の取引先を優先させていただきます。

とは言っても、積極的に新規の取引を求めていないこともあり懇意にしているシェフや近江牛.comのお客様にまずは口に入れてほしいと思っています。数日前に、西川さんより繁殖牛(母乳が出ないため子牛が育たない)が1頭いるのだけどなんとかしてくれないかと相談を受けていまして、まぁ、どうにかなるだろうとGOしたのですが・・・

今後のジビーフの繁殖牛の可能性を探って見たいので使い道があるかないか、エージングも試して頂きたいと思うのですが… と西川さん。しかし過去2度の実験でジビーフはエージングには向いていないということが分かっているのでフレッシュで探っていくしかないかなと思っています。

去年、畜大の研究室で実施した短角の食味試験では、処女牛よりも、7才(4~5産)~13才(10産)の方が圧倒的に美味しかったという結果がでているので多少の期待は持てそうです。

ジビーフも、若くと畜する方が良いのか?それとも北海道のアンガスを飼っている牧場の殆どがしているように、40ヶ月位おいた方が良いのか?その辺の参考にもなるのではないかと思うのです。

たまたま今回、乳が出なく子を生ませても育たない牛で、丸々と太っていて、見るからに美味しそうなので……とこれまた西川さん。

どちらにしても、乗りかかった船ですから沈まないように一生懸命漕ぎますよ。

 

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