愛農ナチュラルポークのベーコン完成
公開日:
:
2013/06/29
愛農ナチュラルポーク
愛農ナチュラルポークが少しずつですが認知され始めてきました。ありがたいことです。問い合わせも増え始め、そのうち雑誌に掲載される日も近い・・・そんな予感がします。
通常、豚肉は単品仕入れがほとんどで、ロースやモモなど店ごとに売れる部位のみを仕入れることができます。牛肉と同様で一頭仕入れはかなりのリスクがあるのです。
愛農ナチュラルポークはというと、一頭仕入れが基本で、入荷も不定期というリスクだらけの商品なのです。
それでも私が使いたいのは、背景がすばらしく共感できること。そして、なによりも繊細な味です。牛肉が専門ですが、店頭では豚肉も10アイテム程度販売しています。過去、様々な豚肉を仕入れました。私の性格上、問屋から仕入れるだけでは信用できないので、鹿児島などの生産者を訪ねていったことも少なくありません。
牛肉と比べると経験値で劣るものの、私がいままで経験した豚肉ではトップレベルであることは間違いありません。
さて、以前より小出しに告知しておりましたが、愛農ナチュラルポークのベーコンをようやく販売できることになりました。ただ、内情をお話ししますと、一頭仕入れで売れていくのはバラやロースなど人気の部位ばかりで、ウデがどうしても売れ残ってしまうのです。
数か月前、愛農高校の川上先生にお願いしてベーコンにしてもらったところ、これがすごくおいしくて今回無理をお願いして商品として販売できるよう尽力いただいたというわけなのです。
使用部位がウデなので正式には、ショルダーベーコンになるのですが、食塩、原糖、胡椒のみ豚肉に擦り込んで塩せきするだけなのです。
工業用に作るわけではないので、発色剤、防腐剤などの食品添加物は一切使用しません。もちろん安価なハムやベーコンにみられるような燻液も使いません。
スーパーなどで売られているハムやベーコーンの裏面をご覧になられるとよく分かると思いますがどう考えたって体に良いとは思えないものばかりが入っています。大量生産で価格を抑えなおかつ日持ちさせようとするならば仕方のないところではあります。もちろん否定はしませんが私は食べたくないですね。
愛農ナチュラルポークで作ったベーコン、通常のベーコンより販売価格が高めですが、ご興味のある方は来週から販売させていただきますので一度ご試食ください。
ページができ次第、案内させていただきます。
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