マッキー牧元&新保吉伸のブリアンツァ会
公開日:
:
2019/06/13
牧場・生産者

携帯電話も繋がらない。野生の王国に人間が住まわせてもらっている。牛舎飼いの牛と放牧の牛はまっくの別物なので比べる必要はない。しかし、もし自分が牛ならどっちがいいかとふと考える。自然は危険、自然は忙しい。でも自然がいい。都会のど真ん中、六本木ヒルズにジビーフはなんだか可笑しい。

ジビーフが食べている牧草、フキ、イタドリや山椒の葉を嗅ぎながら冴えわたる奥野シェフの料理を堪能する会。さすがにジビーフはやってこなかったが、まぎれこんだ虫が都会を嘲笑うかのようにくねくねとダンスする。42名の料理を制限時間内に出し終える奥野シェフはさすがでした。


この日のメニューは、マッキー牧元さんが決めたのだが、メモを拝借。

ジビーフのヒレ。秀逸のおいしさでした。とろけるようなサシはなく、かといって和牛のヒレのような柔らかさもなく、ジビーフらしく赤身が強く、若干の歯ごたえを楽しみながら、ご参加みなさま大満足の会でした。
関連記事
-
-
岡山・吉田牧場のブラウンスイスの経産牛(一産)と未経産牛計2頭入荷します
(撮影:吉田全作さん) 岡山県中央の吉備高原で放牧酪農とチーズづくりを行う吉田全作さん
-
-
L’asse村山シェフのジビーフのネックを使った煮込み料理は驚きの味だった
料理人のみなさんと様似の駒谷牧場を訪ねたのが昨年の6月でした。ジビーフたちが草を育む大自然を
-
-
購入基準は価格ではなく背景であり物語
ナマナマしいですがと畜したばかりの牛から取り出した内臓です。タンと天肉、そしてハラミとサガリ
-
-
経産牛を再肥育して価値ある肉へ
牛肉として価値がない とか、 市場で買い叩かれる とか、 。 たくさん子供を産
-
-
せたな町の村上牧場さんからブラウンスイス牛が届きました
せたな町の村上牧場さんからブラウンスイス(去勢)が届きました。42か月間、哺乳は発酵乳を4か
- 新記事
- おいしくするのは執念
- 旧記事
- 温度コントロールによる肉の温かさ


















