阿蘇のあか牛・草原牛プロジェクト
公開日:
:
2017/11/10
あか牛
阿蘇の草原で一年中、草だけを食べて育つあか牛のプロジェクトです。今年の出荷は一頭のみ。次回の出荷は再来年とのこと。5年後には一か月に一頭を目指します。起伏のある野山でのびのびと歩き回り、阿蘇の大自然に寄り添いながら育っていきます。このプロジェクトは野草地を利用した牛本来の育ち方を尊重したもので、昔はこうやって牛が育ったのです。山間部野草のほか、耕作放棄地や使わなくなった果樹園なども放牧地として活用できるため、阿蘇の草原景観維持や農地の荒廃を防ぐ効果も期待できます。
あか牛は年々減少しています。なのにどうして県外へ、それも滋賀の肉屋へ貴重なあか牛を出荷するのかと地元でやいのやいのと言われている草原牛プロジェクトの橋村さん。今日は我が子の様子を見に阿蘇から来てくださいました。セジールで食べた我が子の感想は「うまいなぁー」としみじみ。食べるにはちょっと早いかなと思ったのですが、せっかく阿蘇から来てくださっているのに出さないわけにはいかず、僕もドキドキしながらご一緒したのですが、とんでもなくおいしくて正直驚きました。
全国どこへ行っても牛肉は食べられます。昔のように牛肉がご馳走だった時代は終わりました。でも、記憶に残る牛肉が少ないのも事実です。うちで販売している肉だって人によってはそう感じるかも知れません。阿蘇のあか牛、涙がでるほどおいしかった。この肉を食べられるレストランは限られていますが、偶然にも見かけることがありましたら迷わずオーダーしてください。本当に感動しますから。これが牛肉です。
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