*

近江プレミアム牛、ますますおいしく、そして際立ってきました

公開日: : 2016/01/18 近江牛, 近江プレミアム牛

IMG_8429

月1頭出荷の近江プレミアム牛ですが、飼料の高騰などの煽りを受けて来月より仕入れ価格がぐーんと値上がりします。ということは販売価格もスライドしますので値上げせざるをえない状況なのです。近江プレミアム牛の特徴は、サシは無視した飼育方法で、どちらかといえば赤身重視の育て方をしています。なので格付けもA2がほとんどで、たまに血統がいたずらしてA3になる程度なのです。このランクでA5より仕入れ価格が高いんですから、いかにこの肉に価値を見出していただけるかポイントとなります。

IMG_8430

脂もこんな感じで真っ白ではなくクリーム色です。近江プレミアム牛のこだわりは、「但馬系の純潔近江牛を国産飼料だけで育てる」・・・ですが、これって僕は凄いことだと思っているのですが、食べ手にとっては牛のエサが国産だろうが輸入品であろうがどうでもよくって(たぶん)それよりも気になるのは価格なのかも知れません。

IMG_8431

安くていいものが作れればそれにこしたことはありません。しかしながら品質は価格に相当するのです。もちろん、高くてもおいしくなければ意味がありません。そういえば年末にお買い物してくださったお客様から、100g4000円のすき焼きのお肉を買ったのだがA5じゃなかった。とご連絡をいただきました。お客様は格付け=価格だと思われていたようで、しっかり説明させていただきご納得いただいたのですが、これってもしかすると他のお客様も思われてるのかなと・・・

格付けとおいしさは別物でして、あくまでも指標であり、ものさしであり、目安のようなものなのです。もちろんA5でもおいしい肉はたくさんありますし、そうじゃないものもあります。それはA2でもA3でも同じことなのです。

格付けにとらわれず、生産者も牛もストレスなく、おいしさにとことんこだわった牛づくりをしようと始めたのが近江プレミアム牛なのです。おかげざまで、毎回のように舌の記録を更新するがごとくすばらしい仕上がりをみせています。価格以上の品質をお約束させていただきます。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

見た目や味ではなく背景で選んでもらえる牛肉

  子牛が誕生する瞬間をライブカメラから見守った。 木下さんがフェースブッ

記事を読む

旨い肉について

「旨い肉」について質問された。生産者も問屋も精肉店も血統、格付け、品種(黒毛和牛とか短角牛と

記事を読む

「森本繁生」食卓へ

2年半前、(株)こきょうの森本繁生氏が当店にやってきた。 せっかくなので、生産現場を見ても

記事を読む

高ロース低モモの時代が終わりそのうち逆転するかもな現象

牛肉で「赤身」といえば部位的に大きく分けてモモを指すことが多いのですが、格付けの良いものにな

記事を読む

あけましておめでとうございます

本日1月2日より仕事始めです。毎年のことですが元旦はどこにも出かけず家にこもってテレビ三昧。体を動か

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2025年9月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930