白トリュフ×近江牛
公開日:
:
2015/11/29
近江牛
なんとも贅沢な・・・
トリュフ尽くしな会にお呼ばれしてきました。シェフからは骨付きのスネ肉とすき焼き用のスライスを用意してほしいと言われていたのですが、スネ肉は問題ないのですが、トリュフに合わせるすき焼き肉となると考えてしまいます。
私が選んだのは、モモの中でも噛みごたえがあるソトヒラ(写真右)左はランイチで上のコブ状のものはスネです。シェフから少し厚めにスライスしてほしいと要望があったので、30日枯らしたソトヒラにしたのです。枯らすこによって繊維が緩んで柔らかくなり、厚くスライスすることによって噛んだときの食感を楽しんでもらえるかなと策を練ってみたのです。
こちらは料亭でもレストランでもなく、カウンターだけのバーです。目の前でトリュフを削るものだから香りにやられてしまいます。
洋風のすき焼きという感じでしたが贅沢すぎますね。
トリュフ尽くしですから。
気になっていた骨付きのスネ肉ですが、ハムになっていました。
ピエモンテで修行したシェフが作りだす料理は、どれもおいしくてセンスに溢れるものばかりでした。
こういった機会は滅多にないですが、貴重な経験をさせていただきました。
関連記事
-
-
600kg超えの枝肉からとれたウチヒラは見た目キレイだが・・・
問屋さんからウチヒラ1個貰いまして(正確には買ったのですが)、なんのためかと言うと勉強のため
-
-
食べ比べ4種セットもうすぐ販売
当店の近江牛(枝肉)の仕入れは、すべて私が行っている。 生産者との相対(直接取引)もしくは
-
-
歯ごたえを感じながら甘みと香りを纏ったソトヒラがおいしく仕上がりました
昨年の11月に骨付きの状態で冷蔵庫に吊るしておいたソトヒラですが、これが驚くほどおいしくなっ
-
-
私たちが食べている動物が何を食べているかで私たちの健康も決まります
枝肉でドライエージングさせているのだが、白黴(シロカビ)が発生しているのが お分かりいただ
-
-
近江牛を熟成させるには大ザシより小ザシで枝重も400kgまでがベスト
熟成肉ブームも完全に落ち着き、踊らされず巻き込まれず信念をもって黙々とやってきたところが残っ