*

プレミア近江牛の問い合わせが増え続けているのだが。

公開日: : 2012/09/06 近江牛

_N7K5419+.jpg

「肉牛ジャーナル」の記事(→クリック)を見たと言う問い合わせが多い今日この頃。

私はてっきり牛飼い(肉牛生産者)が読む雑誌だとばかり思っていたのだが
焼肉店やレストランからの問い合わせが多くて正直ビックリしている。

国産飼料だけで、しかも滋賀県産の飼料のみで育てたプレミア近江牛は
県の偉いさん方もショックを受けたほど素晴らしい仕上がりだった。

チャレンジしてもとうてい行きつかない領域。
ちょっと大袈裟かもしれないが、それぐらいの覚悟を持って取り組んでいる。

問い合わせの多くは価格だ。
サシがどうだの、格付けウンヌン言ってる方には扱いにくい牛肉であり
実際に、牧場の様子や牛を見て説明させていただかないと恐らく理解できない世界だと思う。

味に関しても、食味検査で意見がわかれたように国産飼料をたっぷり食べさせた
プレミア近江牛だからといって特別おいしいというわけではない。

見てほしいのは、知ってほしいのはその背景なのだ。
そういったものもひっくるめて味わってほしい。

肉質の仕上がりで価格を決めていないので、ストーリーが分かっていないと
絶句するほどの高価格なのだ。

サシを追い求めるのが黒毛和牛の生産農家であり、あたり前だがそれが本筋だろう。

しかし、消費者が求めているのはそこではない。

今日も経営不振の牧場を譲り受けてくれないかと相談された。

今日「も」ということは頻繁にあるということなのだが
私は、いままでもこれからも牧場をする気は毛頭ない。

牧場をやって、流通や販売もやって、小売りもやっていれば一気通関の仕組みで
安全性が確立されているように見えるが、それぞれに経営という分野が存在するわけで
数字を追い求めれば消費者が見えなくなる。

それぞれの分野でがんばっている人たちが手を組むことこそ
消費者に近い商売ができるのではないかと思う。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

牛肉価格の高騰で切り落としがお手頃じゃない昨今の事情

先日のセリは私がいままで見たこともない光景でした。通常のセリなのに共進会レベルの異常な高さ(

記事を読む

215ヶ月齢のかおるさん肉になる

215ヶ月齢18産という偉大なお母さん(以下かおるさん)牛。先月、木下牧場を訪ねた時、Le1

記事を読む

おいしさの方程式って「商品+環境」だと思うのです

農家さん(生産者)との会話で、度々出てくる「うまい牛」というワード。「食べておいしい肉」にな

記事を読む

日本ガストロノミー協会にてすき焼きの会

昨夜は日本ガストロノミー協会にて「新保&マッキーのすき焼きの会」が開催された。全国か

記事を読む

近江長寿牛(経産牛)のすばらしいこと!これこそ貴重とか希少というフレーズにふさわしいと思うのです

「幻の〇〇牛」ってフレーズをよく聞きますが、さすがに誇大表示だなと思うのです。そもそも幻って

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

http://www.omi-gyu.com
食肉販売業の許可簡単にとれるけどちょっと心配

問題なかったら販売してもいいかなと思ってたのですが、ちょっと難

ドリップについて

情報発信についていろいろ思うことがある。例えば飲食店。なにもし

肉を焼くのは経験かセンスか

毎日のように肉を焼いてます。僕の場合は完全に試食と自己満足レッスンです

→もっと見る

  • 2020年5月
    « 4月    
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31