ジビーフ種牛タッキー肉になる
公開日:
:
2020/03/23
ジビーフ(完全放牧野生牛)
ジビーフの種牛タッキー(85ヶ月令)が肉になりました。奈緒子さん(生産者)と相談して、タッキーは去勢せずに玉付きのまま肉になってもらうことに。お肉になる直前まで発情したお母さんジビーフを追いかけ回していたとのこと。なんとも、、
先に内臓が届き、遅れて肉が届くのですが、本日無事に内臓が届きました。ものすごくりっぱです。よく牛とストレスのことをいう人がいますが、生きた牛を見ても、肉を見ても、ストレスがどうのこうのって分からないです。すべては内臓です。内臓見て触ればだいたいのことは分かります。
タッキーは間違いなくストレスなく育ったと思います。内臓が元気です。こんなに力のある胃袋見たことがありません。いつもは若い子たちに任せることも多いのですが、タッキーの内臓は洗いと包丁の入れ方を変えるので、すべて僕がやります。とにかく手間がかかるので3日ほどかけてじっくりやります。
そして本日、ようやくすべての処理が終わりました。いやー大変。でも、本当にきれいな内臓です。100gづつ真空包装にしましたので明日か明後日には販売させていただきます。












関連記事
-
-
5年ぶりのALL THAT GIBEEF
2015年11月12日、ロテスリーレカンにて「ジビーフ“やいこ“と愛農ポーク」の食事会が開催された。
-
-
誠実な生産者が育てた肉を選びたい
某ライターさんから「新保さんは生産者になにを求めていますか?」と聞かれたのですが、「誠実」し
-
-
牛肉の常識を覆す、銀座レカン総料理長 高良シェフの挑戦
銀座レカンの高良シェフとは休業中の2年間で数えきれないほどご一緒させていただきました。ジビー
-
-
ジビーフはまったく新しい赤身肉の分野
フランスから帰国直後に赤身肉を探し回ってたのですが思うような肉が見つからなくて...
-
-
ジビーフの里は出産ラッシュ!
今年は3/31を皮切りに、4月に3頭の仔牛が生まれ、いずれも女の子。うれしー、とばかりは言ってら
- 新記事
- ③BSEから学んだこと
- 旧記事
- 旨い肉について


















