ジビーフ『しい奈』は子育て放棄のお母ちゃん。51頭で暮らすジビーフの世界もいろんなドラマがあって人間さながらの牛模様
公開日:
:
2016/06/19
ジビーフ(完全放牧野生牛) 完全放牧野生牛ジビーフ

ジビーフに関わって来月で3年になりますが(→)、今月30日に入荷予定の『しい奈』で12頭目になりますから、3年かかって12頭です。ジビーフ同様のんびりしたペースでぼちぼちやってます(笑)
『しい奈』は、もともと繁殖ではなく肥育牛として育てていたんですが、離しておいたタッキー(種雄牛)が逃げた時に種を付けてしまって、今年の3月23日に女の子を産んでしまったのです。完全放牧なので計画出産じゃないんです。ならば、そのまま繁殖として頑張ってもらおうと思ったのですが、驚いたことに、生んだばかりの赤ちゃんも舐めず、おっぱいも飲ませないのです。赤ちゃんがおっぱいを吸おうと近づいたら蹴ったりするらしくて、奈緒子さんが一週間あの手この手で自然哺乳を試みたらしいのですが、ネグレクトは益々酷くなるばかりで仕方なく子牛を離し、人工ミルクで育てたそうです。
『しい奈』を子と離して群れの中に戻してやってからは、何もなかったかのように穏やかに出荷直前まで過ごしていたそうです。しかし 繁殖牛としての素質が無いという判断で、出荷牛も少ないこともあり、今回はこの子を出荷することになりました。いわゆる『一産取り』です。
先日、と畜も終わり枝肉になった『しい奈』の写真が送られてきました。格付けはCからBにランクアップ。まぁ、あまり変わりませんしどちらでもいいのですが(笑)


見るからに水分量が多いですね。いつも通りなので驚きませんが、というより慣れました。

7月第2週あたりから販売をはじめます。
関連記事
-
-
今月のジビーフも2頭入荷しています
↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はるか」と「ともみ」どちらも27ヶ
-
-
幸せな生き方をした牛はいい肉になる
ようやくジビーフの出荷が決まりました。GW前後のと畜が可能との連絡をいただきましたが、5月1
-
-
2回目となる京丹後魚政とのコラボ会
赤身が強くて肉に包丁を入れると血が混ざった水分が溢れ出る。肉はふにゃふにゃで締まりがない。お
-
-
有機畜産JAS認定牛 ジビーフ
日本国内で有機畜産JAS基準を満たし認定されている牧場は3牧場しかありません。そのひとつがジ
-
-
ジビーフ「ヤナセ君」間もなく入荷
11月6日に出荷したジビーフ「ヤナセ君」ですが、地元の問屋さんでしばらく吊るしてもら


















