ジビーフツアー、何回目かは忘れましたが今年も実りある旅でした
公開日:
:
2018/08/12
ジビーフ(完全放牧野生牛)
ジビーフを訪ねて様似へ。シェフのみなさんと、そして共感(という言葉は好きじゃないのですが)するみなさまと、そりゃ楽しいわけです。でも寒かった。15度ですからダウンが必要でした。
さて、ありがたいことにジビーフもタッキー(唯一の種雄)が頑張ってくれているおかげで100頭近くになりました。僕が関わった時は8頭だったので、タッキーのがんばりには頭が下がります。秘蔵の動画をGETしましたので僕と出会った際には閲覧希望とお申し付けください。激しいですよ(笑)
さすがにテレビで放映された直後のような激しい問い合わせは減りましたが、変な方からの問い合わせは相変わらずです。年間3頭程度の出荷がいまは毎月1頭出荷できるようになりました。ある雑誌で「幻のジビーフ」という見出しをつけられそうになったことがあります。毎月1頭、年間で12頭ですから「なかなか手にはいらない」と言われても仕方がありません。しかし、ロースやヒレ、ランイチのように人気部位以外でしたら、早めに予約していただければお回しできることもあります。もちろんだれかれと言うわけじゃなく、ピュアな牛ですから扱う人もピュアでなければいけません。じゃーおまえはピュアなのかと聞かれれば困りますが。
ですからジビーフは幻の肉でもなんでもなく、もっというなら世の中に出回っている牛で幻の肉なんてありません。ツチノコじゃあるまいし・・ねぇ。
それよりも、ジビーフを食べる機会がありましたら、そのときだけはピュアな心で向き合っていただき、目をつむって噛みしめてください。草の香りとともに壮大な様似の風景が浮かびます。おまえがそうしろよと言う突っ込みはやめてください。
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