ジビーフ『いくよ』安定の格付けB2でした
公開日:
:
2018/07/30
ジビーフ(完全放牧野生牛)
ジビーフ『いくよ』めっちゃ睨んでるし、厳つすぎるやないか。さて、肉になったいくよちゃんは、厳つい顔とは裏腹に、安定した肉質とブレない格付けに関係者一同ほっとしています。万が一、A3とかでたら奈緒子さん気絶するかも(笑)まぁ、あり得ないけど。
上の写真は大地を踏みしめながら威嚇しているいくよちゃんと肉になってからのいくよちゃん(下の写真)です。見ようによっては残酷だと思う人がいるかも知れません。顔を背けたくなる人がいるかも知れません。しかしこれが現実です。目を背けてはいけない現実です。スーパーで販売しているパックの牛肉じゃないんです。しっかり脈打ち息をしているんです。だから丁寧な手当てをしてやれば応えてくれるのです。
なかひがしさんでジビーフを食べた85歳の京都在住の男性から、一般の牛肉に比べてちゃんと歯応えがあり、いつまでも続く余韻が忘れられない、今後の残り少ない余生は本当に好みのお肉だけを食べて生きたいと電話がありました。数年前までは見向きもされなかったジビーフがだれかの役に立っている。なんか信じられないですが嬉しいですね。
先日、京都の和食屋さんで食事したのですが、アルコール込みで16000円でした。高級食材は使っていません。素朴な味でとってもおいしかったです。いまどうでしょう、予約がとりにくい和食屋さんだと3万とか4万、へたすれば5万超えなんて店もあると聞きます。牛肉なんかヒレがでるのでしょうか?… 僕には縁がないのでわかりませんが、こういうお店にジビーフが似合わないことだけは確かです。
関連記事
-
-
ジビーフ『ババくん』のサーロイン、完璧じゃないかなと思うほど艶めかしい仕上がりになりました
ジビーフ『ババくん』のサーロイン、2週間目でほぼ仕上がった感じです。これ以上寝かせておくと水
-
-
今年最初の有機JAS認定牛 ジビーフ「あつし」入荷
先日食事に伺った某店の大将、御年72歳。たった一人で仕入れから料理まですべてこなしている。し
-
-
ジビーフと羊と運・鈍・根
完全放牧野生牛(ジビーフ)のヒレと茶路めん羊牧場のTボーンが同時に味わえるということで、サル
-
-
自由気ままなジビーフたち
猛暑も真冬もなんのその。365日放牧のジビーフたち。放牧は手がかからなくていいですね
-
-
有機JAS認定ジビーフ第二弾、入荷しました
ジビーフ「波平」の内臓と枝肉。 まだまだ認知度が低く、和牛とは真逆の肉ゆえに障壁もあります