有機JAS認定後、ジビーフはどう変わったのか?
公開日:
:
2018/03/03
ジビーフ(完全放牧野生牛)
肉そのものは何も変わらず、取り巻く環境も変わることなく、もちろん生産者の西川奈緒子さんもいつも通りです。唯一、私達と方向性が違う方の問い合わせが増えました。たくさん使うからとか、値段が合えば使いたいとか一方的な要求が多く、かなり上から目線の方がいらっしゃいます。もちろん紳士的な方もおられますので、タイミングが合えばお願いしたいと思います。私が考える取引とは、モノを送るだけではなく、まずお互いが顔を合わせて、ジビーフのことを聞いていただき、どのような料理にするのかを伺いながら、手当ての仕方を考えていきたいのです。せっかくのご縁ですからできれば長くお付き合いできればと思っています。
さて、有機JAS認定後のジビーフ2頭目、波平が入荷してきました。まずは目で楽しみ、鼻で楽しむ。骨を外すと日ごとに香りと肉質が複雑に変化していきます。肉そのものの香り、熟成過程の香り、骨付きロースの楽しみ方はワインとよく似ています。
関連記事
-
-
ジビーフ『ババくん』のサーロイン、完璧じゃないかなと思うほど艶めかしい仕上がりになりました
ジビーフ『ババくん』のサーロイン、2週間目でほぼ仕上がった感じです。これ以上寝かせておくと水
-
-
牛肉に旬はあるのか?ジビーフのウチヒラを捌く
和食の料理人さんとお話ししていると「走り・旬・名残」という言葉がよくでてきます。自然の素材の
-
-
ジビーフ入荷情報と帰国報告
再来週入荷のジビーフですが格付けはB2でした。少し、ほんの少し脂肪が乗っていますが(と言って
-
-
I・K・U青山でスペシャルな肉とワイン会
グランピングが静かなブームのようですが、そもそもグランピングとはなんぞやですが、グラマラス(glam
-
-
消費者が求める赤身肉と肉屋が思う赤身肉との違い
赤身肉の需要が高まっている。私の周りでもサシの入った肉はちょっと無理、、、という声が年々多く