歯ごたえを感じながら甘みと香りを纏ったソトヒラがおいしく仕上がりました
公開日:
:
2016/01/08
近江牛

昨年の11月に骨付きの状態で冷蔵庫に吊るしておいたソトヒラですが、これが驚くほどおいしくなっていたのです。販売用ではなくスタッフ用にと骨付きでミートラッパー(肉を保存するための包帯のようなもの)で保存していたのでものすごいカビが発生していました。おそらく年末の仕入れで枝肉が密集していたのとミートラッパーで巻いていたのとで湿度が上がっていたのが原因だと思われます。
カビといっても嫌な臭いのものではなく、ドライエイジングに見られる熟成香と同様のものでした。生のまま口に放り込んでは味見して・・・の繰り返しなのですが、あまりにもおいしくてとまらないのです。余韻が長くて場所によっては甘くもあったりチーズに似た香りがあったりと、じつにおもしろくて不思議です。
カルパッチョにすればおいしいだろうな、タルタルにすれば・・・すき焼きやしゃぶしゃぶは・・・こんなことばかりが頭をよぎります。
さて、新しい年になって1週間ほどなのですが、遠い昔のように感じてしまいます。そして十日戎ですね。毎年、京都ゑびす神社にお参りさせていただくのですが身が引き締まります。
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