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ミルクラムが入荷しました

公開日: : 2014/05/10 商品

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5月20日に開催する「肉Meets × アニョードレを食べる会 in クレメンティア」の主役が到着しました。牛と豚しか見たことがないスタッフも興奮状態でにわか撮影会のはじまりです。

会はすでに満席ですが、会場のクレメンティアさんのキャパを超えての参加申し込みがあり、私が受けてしまったのでさあ大変。席はなんとか用意できたものの、ミルクラムだけではとても足りない感じなのです。

事情を説明して、茶路めん羊牧場の武藤さんに無理を聞いてもらい、ホゲット24か月の肩とセル、そしてミルクラムの内臓を急遽送ってもらったのです。ということで、当日はミルクラムとの食べ比べが実現してしまいました。

クレメンティアさんには万が一に備えて、木下牧場さんのウチヒラも送っているので、もしかするとサプライズも期待できるかも。

オール国産にこだわるクレメンティアの田淵さんにふさわしく、羊も牛もすべて国産です。アパレルは、最終工程をどの国で行ったかで「〇〇製」が決められるのだそうですが、牛もよく似たものです。

たとえば近江牛。肥育農家さんが育てる近江牛は、県外(主に南九州)で8ヶ月程度育った子牛を買い付けて、滋賀で約20~23ケ月育てます。つまり、宮崎生まれの滋賀育ちや鹿児島生まれの滋賀育ちといった感じです。お隣の松阪も同様です。

ところが例外もありまして、自分のところでお母さん牛を持ち、人口授精で子供を産ませ、出荷まで同じ牧場内で育てる農家さん、いわゆる繁殖肥育一貫農家がそれです。県内でもわずかですが、木下牧場さんや藤井牧場さんが該当します。

羊の世界はあまり詳しくありませんが、一般に出回っている多くはニュージーランド産かオーストラリア産です。国産の羊なんて見たこともありません。そういう意味でも、北海道生まれで北海道育ちの羊肉を食べられる機会なんて早々ないわけです。しかもミルクラムは年に1度いまの時期にしか食べることができません。

輸入の羊肉も鮮度がよくおいしいものもありますが、流通の透明度からいえば、私が牧場まで出向いて環境を含めたすべてを把握しているので、これらに勝るものはありません。あとは、田淵シェフに託して当日を迎えるのみです。茶路めん羊牧場の羊肉もネットで販売したいのですが、かなり数量が限られているため現在調整中です。販売可能になりましたらご案内したいと思います。

 

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