レアステーキタタキ風
公開日:
:
2011/10/29
雑記
生食用牛肉の新たな規格基準が10月1日に施行されてから
約1ヶ月がたった。
各都道府県で「認定生食用食肉取扱者」の講習会が開かれたが
結局は、クリア項目が無理難題(失礼^^)で、生食メニューが
販売できないような厳しい縛りのものだった。
焼肉店は、震災や放射性セシウムの問題、そしてユッケ事件で
大きな打撃を受け、さらに生食の取り扱いを自粛せざるおえない
状況下で、売り上げは前年比の2~3割ダウンは必至だ。
ユッケやタタキはダメで、ステーキはOKというのも
かなりの理不尽ぶりだが、ステーキでは食中毒の事例が報告されていないから
規制から外れたということだった。
先日、ある有名な焼肉屋さんへ行った時のことだ。
隣のテーブルも、その隣のテーブルも
ユッケはないの?と必ず店員さんへ問いかける姿が目立った。
ユッケは自粛中ですが、かわりに新商品があるますよ。
いかがですか~
ほな、それ頼むわ
てな、感じで登場したのが写真の「レアステーキ」だ。
え?これてタタキやん
いえいえ、レアステーキでございます。
こんな感じで、あっちでもこっちでも笑いが絶えなかったのだが
今後は、こういった商品が増えてくるだろう。
ステーキはOKという見解ならば、見た目はタタキでも
厚労省は苦笑するしかないだろう。
ランプステーキでお試しあれ
関連記事
-
牛肉の流通は複雑なんです
1月の講演のために資料作りしていたら懐かしい写真がでてきた。日付が2004年だった。むかしの
-
藁の収穫がはじまりました
牛が食べる藁の収穫がはじまった。 写真は遊んでいるわけではなく、広大な田んぼは歩くだけ
-
消費者の欲求は変化していくもの
愛農ナチュラルポークのイベントが3月4日(徳島)、3月20日(東京)開催されることになった。
-
身体に効く牛肉が支持される時代
恵比須ガーデンプレイス内にあるジョエル・ロブションにて。左から世界一のメートル ドテル宮崎辰さん、
-
接客は「こころ」そう思いませんか
近江牛のラグーソーススパゲティ[/caption] 昨日は、気のおけない友人たちとの新年会で