数字を食べず肉を食べてほしい
公開日:
        
        :
        2018/12/26        
        近江牛                
      

通販でお買い物いただいた近江牛には出荷証明書をお付けしています。そこには生産者名や格付けが記載されているのですが、そもそもは2001年に発生したBSEから安全性の証のひとつとして入れ始めたのです。僕の友人達にとってはどうでもいい紙切れなのでそろそろやめてもいいのですが、楽しみにしている方もいるみたいで複雑です。
年末年始ははじめてお買い物される方もたくさんおられます。昨年だったか、こんなクレームがありました。グラム3000円のすき焼き用を買ったが証明書にA3と書いてる。普通A5でしょう。間違ってますよね。と言った内容だった。このお客様は高い肉=A5だと思っているのでしょう。他店ではそうかも知れませんが、うちの場合は高い肉=味の評価で価格設定しています。だからA5よりA3の肉が高い設定の場合もあります。
肉を食べるか数字を食べるか。これからテレビは特番ばかりになりますが、お正月番組に必ずでてくるのが高級牛肉。そしてA5のオンパレード。テレビ的には仕方のないところだろうが、最高においしいA3の近江牛です。なんてやったほうがぜったいおもしろいと思うんだけどなぁ。
ちなみに昨夜すき焼きにして食べた近江牛の肩ロースはA2です。めちゃくちゃうまかった。なんといっても肉の味がしっかり確認できます。こういう肉を評価できる方が本当のグルメであり食通だと思います。ちなみにA5よりA2を作るほうが難しいんです。つまりA2のほうか希少だということです。
関連記事
-  
                              
- 
              2011年10月13日のつぶやきomigyucom / 近江牛.com|新保 吉伸2011年10月12日のつぶやき | http:/ 
-  
                              
- 
              ジビーフと近江牛のカイノミ食べ比べはあまりにも個性が違いすぎて改めて驚いたのでした手前(まるさん牧場の近江牛)、奥(駒谷牧場のジビーフ)。部位はカイノミで 
-  
                              
- 
              すばらしき地産地消、考え抜かれた料理に感動とともに背筋が伸びたのでした滋賀の名産、鮒ずし。滋賀県民なら一度は口にしたことがあると思うのですが、最初に食べた鮒ずしが 











 
                             
                            
 
         
         
        






