エシカルな牛肉とは!「牛肉の理想と現実、これからの牛肉について」
公開日:
:
2016/11/15
イベント, ジビーフ(完全放牧野生牛)

西川奈緒子さんの講演は当初きたやま南山のスタッフ向けだったのですが、せっかくなのでと楠本貞愛ギューテロワールミートカレッジ校長が一般公開してくださったのです。そして参加者を募ると、感度の高い人たちが続々と集まってくれたのでした。内容は、完全放牧のアンガス牛を人口2人の地区で生産する奈
奈緒子さんからは「放牧」と「完全放牧」の違いなど牛飼いの立場から、そして獣医師の視点から見た見解を話していただき、牛肉の理想と現実に参加者は知らないことだらけの世界に前のめりになって耳を傾けたのでした。そして、流通に乗せる難しさなども含めて私たちと参加者との意見交換がなされたのでした。
内容は際どいことも多く書ききれませんが、「魚は天然がもてはやされるのに牛は養殖が・・・」てな話にみなさん大きく頷いたのでした。


————————–
【第1部】 エシカルな牛肉とは
~牛肉の理想と現実、これからの牛肉について
————————–
■日時:11月14日(月)14:30~16:30
■講師:駒谷牧場 代表 西川奈緒子さん(北海道・様似
㈱サカエヤ 代表取締役 新保吉伸さん
㈱グロッシー 代表取締役 北村貴さん
————————–
【第2部】 ジビーフの魅力を味わう料理交流会
~すね肉や難しい牛肉の部位をつかった料理を学び
————————–
■日時:11月14日(月)17:30~19:00
■料理:サブール・ド・ラ・メール 山本拡樹さん
ジビーフのすね肉を見事なローストや煮込み料理にする山本シェフの技は素晴らしく、今回の料理交流会で牛肉の
料理雑誌は有名なシェフや星付きシェフばかりに注目しがちですが、地方にもすばらしいシェフがいますので、ぜひ取り上げていただきたいものです。

こちらは、メツゲライクスダさんの「テリーヌ ド ジビーフ オン ジュレ(ジビーフのゼリー寄せ)」です。
11月21日に開催の楠田さんによる愛農ナチュラルポークのシャルキュトリーを食べる会に先立ちフライングで試食させていただきました。

ジビーフを使っていただいている料理人の方々もお忙しい中ご参加いただきましたが、「草喰なかひがし」の中東さんもその中のお一人。何気ない会話の中に勉強させられることばかりです。
まだまだ書きたいことは山ほどありますが、いかんせん移動中にスマホから投稿しているものですから指と目が限界です(笑)
関連記事
-
-
スペインワインとお肉を楽しむ会
先日開催された、スペインワインとお肉を楽しむ会。友人のワインインポーター、ワイナリー和泉屋の新井さん
-
-
牛肉に旬はあるのか?ジビーフのウチヒラを捌く
和食の料理人さんとお話ししていると「走り・旬・名残」という言葉がよくでてきます。自然の素材の
-
-
愛農ナチュラルポークお披露目会は12月6日きたやま南山にて開催
三重県伊賀市の山間部に愛農高校という全寮制の農業学校がある。 「農場から食卓へ」を実践する学校で、
-
-
ファイアーフォール4000×愛農ナチュラルポーク火鍋会
先週になりますが五反田のファイアーフォール4000にて愛農ナチュラルポークの火鍋会が開催され
-
-
肉Meets in 鹿児島はすばらしい「気」に溢れた料理に感動しました
鹿児島トラットリア シンで開催した肉Meetsは、シェフの要望で少数でやりたいとのこともあり


















