*

近江プレミアム牛にジビーフに愛農ナチュラルポークなどなど

IMG_9861

ジビーフ『やい子』の枝肉を吊るして30日が経過しました。かなり水分が多いので乾燥させながら水分を飛ばしていくのですが、ロースの断面なんか亀の甲羅のようになります。最初のころは大丈夫かなと心配になったりしましたが、5㎝程度削ぎ落とすぎっしり詰まった濃い赤身が姿を現します。まさしくジビエのようなビーフです。

IMG_9865

左奥はジビーフのシンタマです。30日程度吊るすと表面はパリッとした分厚い層ができるので写真はパリパリを取り除いた状態です。手前は同じシンタマですが、こちらは木下さんの近江プレミアム牛『えがけん号』です。枝肉の状態で20日程度吊るしました。ジビーフと比較すると、変色が少なく肉色も浅いです。おそらく水分量の違いだと思うのですが、真逆の育て方をしているので食べ比べるとかなりおもしろそうです。

ジビーフは純粋アンガス種で、脂身がまったくない濃厚な赤身です。一方、近江プレミアム牛はサシ優先の和牛でありながら、赤身になるように国産飼料を給餌し、できるかぎりストレスを与えない飼いかたをした牛です。

この2種を食べ比べできるのはかなり贅沢なことですが、じつはこれだけではありません。オークリーフ牧場のホワイトヴィール(乳飲み仔牛)肩ロース、石垣牛の経産ロース40日熟成、愛農ナチュラルポークの骨付きロース、私が手がける5種を東京・南青山の「グランピングI・K・U青山」のプレオープンにてお召し上がりいただくことができます。当日はトークショーも予定されておりまして、スノーピークの山井社長と語らせていただきます。詳しくご案内したいのですが、内容を把握していないのでとりあえずこういうイベントがありますよという告知でした。

IMG_9834

ジビーフを焼肉用にカットしてみました。ほんとうに鹿肉と間違えそうですね。それにしてもきれいな赤身です。

IMG_9837

ホワイトヴィールのカタロースを少し分厚くカットしてみました。カツレツにするとおいしいんですよね。

無

さて、1週間後(11/10)の朝、お時間ありましたらご覧ください。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

愛農ナチュラルポークのTボーンステーキは悶絶するおいしさだった

ここ最近、仕事が遅くなるとついつい行ってしまう...サルティンボッカ たまには、ラーメ

記事を読む

近江プレミアム牛のTボーンがあまりにもおいしくて感動した

TPPについてどう思いますか?といった内容の取材を受けた。関税の撤廃により米国などから安価な

記事を読む

第一回「肉Meets」いよいよ今週に迫りました。

第一回「肉Meets」の料理から、近江牛のテールと田淵農園の冬野菜のスープ[/caption]

記事を読む

第二回 Bistrot Or en Boucheでナチュールワインに僕が肉を合わせる会

タイトル通りです。てことでワインに合わせて肉は5種用意しました。 近江牛タン、近江牛サ

記事を読む

【第2回肉Meets】30日熟成させて愛農ナチュラルポークは奇跡の味だった

イルジョットに到着して最初に目に入った光景が先日書いた記事の写真(→クリック) とにかく

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2025年6月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930