肉Meets in 成蔵で日本一のとんかつを味わう
公開日:
:
2014/10/10
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日本一との呼び声も高い高田馬場のとんかつ「成蔵」にて肉Meets。毎日11時から行列ができる店なので営業日にイベントするのはさすがに無理ということで、定休日にわざわざ店を開けていただきました。18名での開催はプラチナチケットです。
いつもはこの階段に行列ができるんです。しかし、この日は並ぶこともなくすんなり入店(笑)
肉Meetsですから、普段使っているものとは違う豚肉で成蔵さんにもチェレンジしていただき、参加者にはいままでのとんかつに対する概念を覆していただこうと、私がこの日のために用意したのは、愛農ナチュラルポークのロースとヒレ、そしてサプライズで近江プレミアム牛のラムシン(モモのなかでも1番柔らかなところ)… さてどうなるのかわくわくドキドキです。
まぁ、こうなりますわな(笑)
おいしさの秘密その壱はパン粉にあり。成蔵さんに直接聞いたわけではなく何かに書いてありましたが、パン粉専用に焼き上げた糖分の少ない食パンの中心部分だけを挽い生パン粉だそうです。とにかく食感がサクサクで油切れも良く胃にもやさしい感じでした。
揚げ油はラードですね。じわじわーと熱をあげていく揚げ方で早めに油から上げることによってべたつきを防ぐ効果もあるようです。それと油臭さがまったくなかったのにも驚きました。
まず最初は、愛農ナチュラルポークの上ロースかつです。一口めで参加者のハートを鷲掴みにした成蔵さんはさすがです。
私が一番おいしかったのがヒレです。成蔵メニューでは「シャ豚(トン)ブリアン」です。ヒレの真中部分、良いところだけを厚切りにしたものです。とんかつは断然ロース派でヒレは淡白すぎて食べないのですが、この日のヒレはロースよりも濃厚で私のなかの概念を一気に壊してくれました。とにかくこれほどおいしいヒレかつを食べたのは初めてでした。
ミルフィーユかつもおいしかったです。愛農ナチュラルポークのモモを1㎝にスライスしたものを重ねて揚げたものです。柔らかいのは当然ですが、マッキー牧本氏のとんかつ指南もあって、ドレッシングを衣につかないように身の部分に流し込みます。するとしゃぶしゃぶを食べているかのような食感にこれまたメロメロになってしまったのです。
そして、サプライズの近江プレミアム牛のラムシンです。普段は牛肉は扱っていない成蔵さんですが、さすがでした。これでカツサンドすればどれだけおいしいか…
参加者一同、もう他のとんかつは食べられないと言うほど感動しました。1人400gは食べたでしょうか。当然お腹はいっぱいになったのですが胸焼けや胃もたれがまったくなく、体も心も軽く店を後にしたのでした。またやりたい、それほどすばらしい肉Meetsでした。
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