*

13th 肉Meets in そむりえ亭はサプライズの連続だった

公開日: : 2013/11/07 イベント

IMG_2041

13回目となる肉Meetsは西心斎橋、いわゆるアメ村にある「そむりえ亭」で開催しました。アメ村といえば若者の街という印象が強いが、そむりえ亭は大人が通うワインバーといったところだ。

ただ、そむりえ亭がただのワインバーではないところは、「ダイニング.ウィズ.ワイン そむりえ亭」と看板を掲げているとおり、厨房を任されている阪本シェフが繰り広げる料理がすばらしいんです。坂本シェフの奇想天外な料理に合わせで最適なワインをチョイスするのはオーナー・ソムリエの樋口氏。さらに料理がおいしくなります。

えーっ、この料理には赤でしょう、、、というところに白を持って来たり、その逆であったり、とにかくウンチクも含め世界観が変わるとはこのことです。

ワインは写真を撮っていないので料理のみ紹介しますと、まずアミューズは帆立のムースで肩慣らしといったところです。ここからすばらしい発想の料理が展開されます。

IMG_1960

IMG_1962

近江牛熟成肉のテリーヌですが、驚いたのはスープです。熟成肉の特徴といえばカビがもたらす香です。通常はカビを取り除いて「焼く」というスタイルが一般的ですが、阪本シェフの発想はスープでした。これが驚愕のおいしさで特に脂の旨味が際立っていました。もちろん飲み干しました。

IMG_1977

IMG_1980

愛農ナチュラルポークのヴィプールですが、肉の周りを絵を描くように野菜で彩り農園を演出。部位は、愛農ナチュラルポークのロースですが、ナマのような食感で楽しめました。

IMG_1988

愛農ナチュラルポークのリエット、椎茸のブレゼ。ロースをペーストしているのですが椎茸の旨味と混ざって最高においしかったです。樋口氏セレクトのパレオ ビアンコがよく合い上品な味わいでした。

IMG_2006

近江牛熟成肉のロティ、レモンのピュレ。すばらしいとしか言いようがないのですが、ナマのレモンを皮ごとすり潰しているのでかなり酸っぱいのですが、これが熟成肉をおもしろいほどおいしく変化させるのです。

IMG_2011

柿のコンポート、アニス風味で終了

IMG_2013

IMG_2031

 

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

サカエヤ×ディオニー×TAKAYAMA

昨年の11月に京都GOOD NATURE STATIONの2階にオープンした

記事を読む

MESEBABARDOR with SAKAEYA=誰の真似でもない今までの経験とその土地からしか生まれない一夜限りのレストラン

この男、本番が近づくにつれ言葉数が少なくなった。着替えを済ませて歯を磨き髪をセットした。そし

記事を読む

A2ヒレ肉のココット焼きは悶絶寸前の境地に

A5の肉は作れてもA2は難しいなぁ... 畜産の世界では、昔から雌で未経産の牛がおいし

記事を読む

土佐あかうしを語り熟成肉を食べる会リハーサル

8月29日に開催する「肉Meets in 高知スルラクセ」に先駆けて、山本シェフに一度熟成肉

記事を読む

次人くんを食べる会 in イルジョット

30日以上経ちますが、表面にうっすらとカビが確認できます。ドライエージングではなく、枝肉吊る

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年9月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930