*

肉Meets in 新潟は燕市吉田のBISTRO NAOMIさんで感動の料理に大満足

公開日: : 2014/02/28 イベント

 

IMG_3586

若き料理人、塚原シェフが初めて挑んだドライエージングビーフ40日熟成肉。その肉を初めて目の前にしたとき、シェフはついつい焼いてみたい衝動にかられてイベント用の肉を一気に焼いてしまった。イベント当日の肉が足りなくなり再度送ることになったのだが、こういうシェフ大好きです。

IMG_3424

初の「肉Meets in 新潟」は市内から少し離れた吉田駅の前に店舗を構えるBISTRO NAOMIさんで開催させていただきました。

塚原直己シェフと何度か打ち合わせをし、食材は近江牛熟成肉のサーロインと愛農ナチュラルポークのチャップ&バラに決定。チャップはロースソテーに、バラはシャルキュトリーにするとのこと。さらにせっかく滋賀から来るのでと新潟の海の幸もメニューに加えていただけるという配慮。うれしすぎます。

IMG_3539

今回は会場の手配から集客まですべて友人の越後収納美人@小林理恵子さんにお任せして私は肉を選ぶだけという非常に楽な役回りをさせていただきました。ということで当日まで参加人数も知らない状態、おそらく知人もいだろうということで、例によってFINEPETS@皆川氏が参加。

IMG_3477

ワンちゃんネコちゃんを飼っている方が半数以上いたので、皆川氏にペットフードの安全性について語っていただいた。私が牛のエサにこだわるのは、動物が食べているもので私たちの体が作られているという30年前のアメリカのスローガンに感銘を受けたものであり、皆川氏もこのことに共感し、ペットフードの原材料にこだわっているのだ。

ペットは伴侶動物として家族の一員であり、安価なフードで寿命を縮めるのではなく質のよいものを選んでやっていただきたい・・・・というようなお話に参加者も大きく頷いていた。

さて、料理のほうだが、まずは愛農ナチュラルポークを使ったシャルキュトリーからスタート。ワインは一皿ごとにシェフに合わせていただき、こちらのセンスも抜群でした。

IMG_3472

IMG_3498

IMG_3490

魚沼産八海山サーモンマリネとカラフル大根を散らして

IMG_3496

佐渡産牡蛎のグラタン

IMG_3501

愛農ナチュラルポークのロースソテーとフォアグラのソテーのロッシーニ風

豚肉消費が多い新潟のみなさんが大満足した愛農ナチュラルポークはさすがの味でした。みなさん驚かれていたのは脂の口どけであり甘さ、そしてフォアグラとの相性の良さです。このあたりからワインが加速し始めます。

IMG_3527

津南産人参の温かいポタージュ

IMG_3530

愛農ナチュラルポークのベーコンで包んだオマール海老
香味野菜の粒マスタードソース

IMG_3583

近江牛熟成肉のサーロインステーキ
熟成バルサミコソース

IMG_3604

IMG_3610

肉Meetsは、「つなぐ」ということをテーマに開催しています。作り手と料理人、そして消費者をつなぎ、ホンモノを手渡しすることが目的の1つでもあります。この日は、パンを焼いてくれた人、コーヒーを販売している人など、メニュー食材に関わる方々も参加して大いに盛り上がりました。作り手がいて、食べる人がいて、そして笑顔があり、時代は「どこで買うか」より「だれから買うのか」、これからの時代に必要な信頼できる人からモノを買うということの重要性を改めて感じさせられた貴重なイベントになりました。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

㐂邑さんがお鮨を握って高橋シェフが肉を焼いて58歳が涙したすばらしいバースデーでした

数日前のことです。駒沢のイルジョットで友人を騙そうということで・・・。 3ヶ月前に友人知人

記事を読む

7th 肉Meets in Clementia(クレメンティア)は大雨の中、大盛況だった

1皿ごとにワインを合わせて丁寧に産地や生産者のこと、特徴を伝えるエーテルヴァインの佐々木くん

記事を読む

第一回 肉Meetsは料理人と参加者の笑顔で無事終了

記念すべき第一回目となる【肉Meets】は、大いに盛り上がり参加者皆さんの素敵な笑顔で無事終

記事を読む

2月23日は「赤身肉と旬野菜とビオワインの魅力を味わう食事会」

雪の中でしっかり大地を踏みしめて完全放牧野生牛が育っています。表現的には生きているといったほ

記事を読む

MESEBABARDOR with SAKAEYA

僕が扱う肉が特別だとは思っていません。みなさんがどこかで食べている肉とそれほど変わらないです。ただ圧

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
求人募集

サカエヤでは、僕たちの取り組みに共感して一緒に働いてくれるスタッフを募

取引について僕の考え方

僕は「業者」という言葉が好きではありません。飲食店に牛肉を

精肉店としての歩み

滋賀県で精肉店をやっているなら「近江牛」の看板で商売したい。三重県なら

→もっと見る

  • 2023年6月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930