肉Meets in 新潟は燕市吉田のBISTRO NAOMIさんで感動の料理に大満足
公開日:
:
2014/02/28
イベント
若き料理人、塚原シェフが初めて挑んだドライエージングビーフ40日熟成肉。その肉を初めて目の前にしたとき、シェフはついつい焼いてみたい衝動にかられてイベント用の肉を一気に焼いてしまった。イベント当日の肉が足りなくなり再度送ることになったのだが、こういうシェフ大好きです。
初の「肉Meets in 新潟」は市内から少し離れた吉田駅の前に店舗を構えるBISTRO NAOMIさんで開催させていただきました。
塚原直己シェフと何度か打ち合わせをし、食材は近江牛熟成肉のサーロインと愛農ナチュラルポークのチャップ&バラに決定。チャップはロースソテーに、バラはシャルキュトリーにするとのこと。さらにせっかく滋賀から来るのでと新潟の海の幸もメニューに加えていただけるという配慮。うれしすぎます。
今回は会場の手配から集客まですべて友人の越後収納美人@小林理恵子さんにお任せして私は肉を選ぶだけという非常に楽な役回りをさせていただきました。ということで当日まで参加人数も知らない状態、おそらく知人もいだろうということで、例によってFINEPETS@皆川氏が参加。
ワンちゃんネコちゃんを飼っている方が半数以上いたので、皆川氏にペットフードの安全性について語っていただいた。私が牛のエサにこだわるのは、動物が食べているもので私たちの体が作られているという30年前のアメリカのスローガンに感銘を受けたものであり、皆川氏もこのことに共感し、ペットフードの原材料にこだわっているのだ。
ペットは伴侶動物として家族の一員であり、安価なフードで寿命を縮めるのではなく質のよいものを選んでやっていただきたい・・・・というようなお話に参加者も大きく頷いていた。
さて、料理のほうだが、まずは愛農ナチュラルポークを使ったシャルキュトリーからスタート。ワインは一皿ごとにシェフに合わせていただき、こちらのセンスも抜群でした。
魚沼産八海山サーモンマリネとカラフル大根を散らして
佐渡産牡蛎のグラタン
愛農ナチュラルポークのロースソテーとフォアグラのソテーのロッシーニ風
豚肉消費が多い新潟のみなさんが大満足した愛農ナチュラルポークはさすがの味でした。みなさん驚かれていたのは脂の口どけであり甘さ、そしてフォアグラとの相性の良さです。このあたりからワインが加速し始めます。
津南産人参の温かいポタージュ
愛農ナチュラルポークのベーコンで包んだオマール海老
香味野菜の粒マスタードソース
近江牛熟成肉のサーロインステーキ
熟成バルサミコソース
肉Meetsは、「つなぐ」ということをテーマに開催しています。作り手と料理人、そして消費者をつなぎ、ホンモノを手渡しすることが目的の1つでもあります。この日は、パンを焼いてくれた人、コーヒーを販売している人など、メニュー食材に関わる方々も参加して大いに盛り上がりました。作り手がいて、食べる人がいて、そして笑顔があり、時代は「どこで買うか」より「だれから買うのか」、これからの時代に必要な信頼できる人からモノを買うということの重要性を改めて感じさせられた貴重なイベントになりました。
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