*

肉好きこそソトヒラの熟成肉を一度食べていただきたい

公開日: : 2013/06/17 熟成肉

IMG_8802

モモ肉は硬くてパサつくイメージがあるようですが、近年の赤身肉ブームでそれらは払拭されつつあるように感じます。しかし、さすがに経産牛のソトヒラ(モモの外側でいちばん運動する部分なので肉質が硬い)は人気薄です。

すき焼きやしゃぶしゃぶにするなら問題ないのですが、ステーキとなるとソトヒラは使いにくいのです。そのためにドライエージングにして肉質を柔らかくしているのですが、それでも限度があります。

写真は、駒沢のイルジョット高橋シェフによる熟成肉です。まず私が40日間ドライエージングしたものを高橋シェフがさらに50日間エージングします。肉の表面だけを見るとビックリするのですが、中身はご覧のとおり、鮮やかな色をしています。ちなみに表面はコンクリートのように硬くなっていました。

IMG_8757

こちらは、40日間ドライエージングしたソトヒラです。90日のものとあきらかに違いがお分かり頂けるかと思いますが、この2つを食べ比べようというわけです。しかもステーキで。

IMG_8858

左が40日熟成、右が90日熟成のソトヒラです。40日熟成に対して90日熟成のソトヒラは水分がほとんど蒸発していました。光って見えるのはオリーブオイルです。

味は、40日熟成のほうが甘みを強く感じソトヒラらしからぬ柔らかさも楽しむことができました。一方、90日熟成のソトヒラはさらに柔らかく独特の熟成香をまとった味に変化していました。

このように肉の特徴を活かしながら肉と向き合うシェフの姿はカッコよくて美しく、そしてどのような部位でもつかいこなす探究心に肉が応えてくれているような気がしました。

通常はメニューには載っていないので、興味のある方はシェフにお尋ねください。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

国産牛熟成肉モモステーキ 販売開始早々に完売しました!

  当店の販売方法(売り方)は、メルマガでのご案内やクチコミによるところがほ

記事を読む

田井中さんが育てた近江牛熟成肉は最高に旨い!

近江牛熟成肉をご購入いただいたお客様からの感想メールが 毎日のように届いている。 普

記事を読む

ドライエージングビーフにもストーリーが必要だと思うのです

日本初上陸の「ウルフギャング」へ行ってきた。ニューヨークやワイキキ、マイアミ、ビバリーヒルズ

記事を読む

外はクリスピーに。カリッと揚げ焼きにした熟成肉

私は料理のプロじゃないから見よう見まねで肉を焼きますが、枚数をこなせばこなすほど当然ながら経

記事を読む

焼き方によって部位を変えてみる

8月までは毎週のように東京出張があり、一昨日も日本橋で一泊して地震で飛び起き、それか

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2026年7月
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031