*

スライス肉こそじつは難しく経験だけではどうにもならないこともある

公開日: : 2019/01/17 コラム

すき焼きやしゃぶしゃぶ用の肉はスライサーで切るんですが、機械が切るから誰が切っても同じかと言えばそうじゃないんです。刃の向き、タイミング、タンクへの肉の乗せ方、手の温度、スピード、もっと言えば空気の含ませ方や並べ方など、技術と感覚が味を左右します。肉と同じように生ハムのスライスも難しい。僕がやってもうまく切れない。コツとか慣れじゃなく、やっぱり感覚だな。センスと言ってしまえば身も蓋もないので、食べる人のことをどれだけ想って考えているか。愛だな愛

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

肉を触り肉を捌いて

和牛は雌がよい。血統は但馬系がよい。枝肉の右側より左側がよい。丁稚のころから聞かされてきたこ

記事を読む

脂の溶ける温度、融点が低いからサシ肉がたくさん食べられるということでもないと思うのです

先日のセリで購入した近江牛。いつもはA3狙いで枝肉を選定するのだが、サシの多い和牛で育った私

記事を読む

A5の発生率か多くなる11月にふと思うこと雑談

来月になると年末年始に向けて枝肉の共進会や共励会が開催されます。簡単に言うと枝肉のコンテスト

記事を読む

肉汁は肉によりけり焼き方によりけり正解もなく不正解もなく

肉の繊維の断面を先に焼いてから内部の水分を閉じ込めてから焼く云々・・・ この先の文章で

記事を読む

と畜解体と枝肉の捌き

ドンっ!牛の眉間にキャプティブボルト(屠畜銃)が打ちこまれる。失神した牛は巨体を揺らしながら

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年4月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930