Bistrot Or en Boucheでナチュールな肉会
公開日:
:
2019/01/20
イベント
昨年末にオープンしたばかりの東京池尻にあるOr en Bouche(アールオンブーシュ)で僕が手当てした肉5種類とナチュールワインの会が開催されました。
いつだったかの雨の日。際コーポレーションの中島社長と食事して、品川のホテルまで送ってもらう途中、いつもはぐだぐだとたわいもない話をしているのですが、この日は珍しく仕事の話し。大箱ばかりではなく10席ぐらいのビストロやってくださいよ。まともな肉だすビストロを。新保さんさぁ、閉めてる店はいくつかあるけど人がいないよ、人が・・・ていう感じの話しでした。
その後、閉めてる店で小さいのがあるから見に行こうとなって、雨降る中、おじさん2人が深夜に窓越しに店内を覗き込む姿はかなり怪しかったに違いない。このとき僕は一人のシェフが頭に浮かんだ。IKU青山でシェフをやってた河村さんだ。パリで8年間シェフをやっていたのだが、当時のIKU青山の社長に気にいられて久しぶりに日本に帰ってきたのだがIKU青山は半年ほどで閉店してしまった。河村シェフに連絡したらお手伝いみたいなことをしているというので、お誘いしたという経由なのです。
さて、この日は僕が手当てした肉5種類を食べ比べるという会。肉のみで余計なものは一切なし。参加者全員が5種類の肉を完食すべく、肉選びからワインのマリアージュまでかなり悩んで決めたのでした。こういう場合に大事なのは、食べる順番です。そこを間違えると最後の肉まで辿り着けずという悲しい結末に・・
まず一皿目は愛農ナチュラルポーク
2皿目、和牛経産40日熟成サーロイン
3皿目、近江牛イチボ
4皿目、十勝若牛30日熟成
5皿目、近江牛ヒレ
おかげで参加者皆さん、見事に完食、早々に第2回が開催される模様です。
関連記事
-
-
値段が高いから品質が良い、または「おいしい」とは限らない
人前でお話しするようなガラでもないのですが、たまに講演みたいなことをさせていただいております
-
-
ドライエージングした熟成肉4種の官能検査
3回目となる官能検査がきたやま南山にて行われた。 今回は、滅多にない機会ということもあり一
-
-
料理マスターズブロンズ賞受賞のロレオール伊藤シェフが短角牛の熟成肉を料理する
農林水産省「料理マスターズ」ブロンズ賞の受賞者が発表された。 昨年が第一回目で、アルケッチャーノの
-
-
【御礼】フード・アクション・ニッポンアワード2014にて審査委員特別賞を受賞させていただきました
タイトルのとおりなのですが、おそらく受賞会場(よみうりホール)のだれもが知らないであろう「ジ
-
-
第一回「肉Meets」いよいよ今週に迫りました。
第一回「肉Meets」の料理から、近江牛のテールと田淵農園の冬野菜のスープ[/caption]