*

異なる2つのシンタマは同じ牧草育ちだが中身がまったく違うので手当ての仕方も変えなければいけないのです

公開日: : 2017/11/27 肉牛の品種, 牧場・生産者

よい肉を食べるには、料理人、肉屋、生産者の三者全部のレベルが高くないといけないわけで(マッキー牧元さん)… 僕がレベルが高いとは思っていませんが、より理解してくれる料理人にお肉を預けたいし、嘘偽りのないパッションのある生産者の肉を預かりたいし、まったくもってその通りだと思います。北海道からジビーフ(北海道・駒谷牧場)を運ぶにはモモは骨付きでは難しく、僕が提案する捌き方も現地の加工屋さんではできないらしく(うちでは了平が難なくやるのにレベルが低すぎ)、泣く泣く骨を抜いて運ばれてきます。そうなると手当てのやり方も変わってくるのですが、ようやく慣れました。ブラウンスイス牛(岡山・吉田牧場)は大きすぎて運送屋が岡山から運んでくれなくて、こちらも泣く泣く骨を抜いて届きます。牧草育ちは肉質が良く似ていますが、手当ての仕方はまったく異なります。

写真は同じ部位(シンタマ)ですが、ブラウンスイス牛のほうが水分が抜けきっていないので使う順番としてはジビーフが先です。が、食べ比べもおもしろそうです。2つとも同じところに預けますので偶然にも出会えた方はラッキーです

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

和牛経産の骨付きロース2種、ドライエイジングと吊るしの評価はいかに

リブとサーロインをノコギリで切断するので断面が汚れていますが赤身が詰まった良いお肉です。これ

記事を読む

岡山・吉田牧場からブラウンスイスの内臓入荷

吉田牧場さんのブラウンスイス2頭がお肉になって 岡山の吉田牧場さんからブラウンスイス2頭(一産

記事を読む

全国但馬牛枝肉共進会で落札した牛肉が本日から販売開始

近江牛も松阪牛も元をただせば但馬牛とは よく聞く話だが、但馬の子牛を近江や松阪で肥育して、

記事を読む

おいしさの方程式って「商品+環境」だと思うのです

農家さん(生産者)との会話で、度々出てくる「うまい牛」というワード。「食べておいしい肉」にな

記事を読む

フランス産のバザス牛にチャレンジ

フランスで食べる肉と日本で食べるフランス産の肉はまったくの別物。フランスなど欧州産牛肉は月齢

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年4月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930