*

吉田牧場さんのブラウンスイス牛(経産)いい感じに仕上がりました

公開日: : 2017/04/01 肉牛の品種, 牧場・生産者

岡山吉備高原・吉田牧場さんから届いたブラウンスイス牛3才6か月(未経産)と4才6か月(経産)。と畜から約2週間、僕が預かってちょうど1週間になりますが、枝肉で届いたときは水分が多すぎて、びちょびちょの状態。問屋さんや食肉加工会社ならこの状態で骨を外して真空パックにします。時間の経過とともにドリップが大量に流失しておそらく使い物にならない状態が想像できます。それほど水分量が多かったのです。僕は問屋でもなければ食肉加工場をやっているわけでもありません。枝肉を見て、肉を触って見極めながら仕上げていくのが肉屋の仕事だと思っています。

写真は4才6か月(経産)のサーロインですが、きれいに水分が抜けました。何度も言いますが真空パックにすればこうはいきません。ただ、まだ食べ頃ではありません。この子が持っている能力を引き出すには、もう少し仕上げる必要があります。ここからは僕の仕事ではなくシェフの仕事です。

この子の行き先は、駒沢のイルジョットですが、冷蔵庫の状態もシェフの仕上げ方も、焼き方も把握しているので、僕の仕事はある程度で大丈夫なのです。こうやってシェフと二人三脚で取り組まなければおいしい肉は作れないと思っています。

いつもは仕上げた肉は必ず試食するのですが、この子はまだ食べていません。なんかね、食べなくてもわかるんです。それとせっかくなので僕が焼くよりシェフが焼いたものを食べたいですしね。メニューには載らないと思いますので、イルジョットへ行く予定がある方は、ぜひ食べてみてください。きっと驚くと思いますよ。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

足寄からやってきたホゲット

マトンのあの独特の香りが得意ではなく、ラムだとなんか物足りなくて、中間のホゲットが好みです。

記事を読む

ジビーフ・土佐あか牛・近江牛の食べ比べ

久しぶりにドキッとするナイフに出会いました。イタリア・トスカーナ州スカルペリアで作られている

記事を読む

宮崎のおやっさんが送ってくれた156ヶ月齢の経産牛を吊るしとドライエイジドで。

出産を経験したお母さん牛を“経産牛”と言うのですが、未経産の牛に比べると、サシや旨み、柔らか

記事を読む

岡山・吉田牧場のブラウンスイスの経産牛(一産)と未経産牛計2頭入荷します

(撮影:吉田全作さん) 岡山県中央の吉備高原で放牧酪農とチーズづくりを行う吉田全作さん

記事を読む

肉質は餌の影響が大きく、ストレスは環境によって変化し、これって人間と同じことですね

今朝はジビーフに愛農ナチュラルポークに、平かしわに先日のセリで落札した近江牛にと、バタバタと

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2026年7月
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031