オークリーフ牧場から乳飲み仔牛が入荷しました
公開日:
:
2016/04/23
ホワイトヴィール
ヨーロッパでは日常的に食されている仔牛肉ですが、日本では仔牛の文化がなく、需要もほとんどありません。レストランでたまに見かけることはありますがほとんどがニュージーランドやフランス、米国産です。
もちろん外国産が良くないと言っているわけではありませんが、日本で生産しているものがあるならそちらを選択したいと思うわけです。ただ、先にも書いたように仔牛文化が根付いていないため、生産者も少なく、あえて探してまで扱うほどではないかなというのが正直なところです。
ところがです。上質な仔牛が手に入るならそれはそれで紹介もしたいですし、なによりも自分でも食べてみたいと思うのが仕事柄といいますか肉欲の深いところです。最初に食べたのが2年前の8月でした。いまでも鮮明に覚えていますが、成牛が食べられなくなるのかと思うくらい驚きました。あまりにもあっさりして食べやすいのでいくらでも入るわけです。
ただ、味が単調なので食べ続けると飽きてきます。そういうときは成牛を食べればいいわけですが、とにかく、国内で流通している数少ない仔牛のなかでは断トツにおいしいと自信を持ってオススメできるホワイトヴィールです。
関連記事
-
ホワイトヴィールのオーソブッコとジビエ
ホワイトヴィール(乳のみ仔牛)のオーソブッコ(骨付きすね肉)を販売するにあたって、よくよく考
-
Le14e茂野眞シェフが作るホワイトヴィールのローストハムと肩肉ロースト
そろそろ仕込が終わってお客さんに提供できる状態かな... とシゲさん(Le14e)に電話をす
-
ホワイトヴィール販売開始しました
今年は「赤身肉」がメディアを中心にクローズアップされましたが、私のところにもいまなお取材依頼
-
ホワイトヴィールを食べる会は感動の連続だった
【ホワイトヴィールについて】 ヨーロッパなどでは、仔牛肉はVeal(ヴィール)と呼ばれ、一般の
-
オークリーフ牧場から乳飲み仔牛が入荷
北海道芽室のオークリーフ牧場から乳飲み仔牛(ホワイトヴィール)が届くのは2ヶ月に1回。本当は