ジビーフ『ババくん』結果は格付けB1となり少しだけ見た目の評価があがりました
公開日:
:
2016/03/29
ジビーフ(完全放牧野生牛) 完全放牧野生牛ジビーフ

金曜日に屠畜されたジビーフ『ババくん』。格付けは少しランクアップしてB1です(笑)牛肉の相場が高騰しているのはみなさん衆知のことと思いますが、特に銘柄牛を扱っている店舗は大変です。仕入れ価格も悩みの種ですが、いかんせん牛がいない。だから肉屋も飲食店も思うような仕入れができていないのが現状なのです。
問屋さんの話では、銘柄牛が揃わないのでノーブランドの牛肉と混ぜて販売しているお店が増えているとか。ノーブランドの牛肉でも、しっかり手を加えてやれば銘柄牛と遜色はありません。例えば近江牛にしたって、いくら良い牛でも、枝肉後に肉屋や料理人の扱い方次第でいかようにもなってしまうのです。混ぜていると言うと聞きようによっては誤解されそうですが、銘柄牛で販売できない価格帯はノーブランド牛で構成しているということです。例えば、100g1000円以上は近江牛で、900円〜500円のラインは価格的にも仕入れやすいノーブランド牛でという感じです。
問題は表示です。個体識別番号でさえ表示間違えしている店舗があるのに、産地表示を完璧にできるとは思えないのです。肉を見れば銘柄牛とノーブランド牛の区別がつくんじゃないかと思いがちですが、実際は見ても食べても分からないものなのです。よほどその肉に関わりがあれば別ですが、ほとんどの場合は見た目が大半を占めますので味は好みの問題でかたずけられることが多いようです。
さて、ジビーフですが肉質を見ていただければおわかりのように、ぜったい偽装できないですね。世界にたったひとつのオンリーワンは見た目も味も、そして誰が食べても、やっぱりジビーフなのです。
4月8日に入荷のジビーフ『ババくん』ですが、今回は少しだけ一般販売も考えていますのでご興味のある方はぜひ、お買い物ください。
関連記事
-
-
お客様のおいしかったが最終評価
だれが育てたのか? だれから買うのか? ここ数年
-
-
ジビーフが入荷、さっそく販売スタートさせていただきました
テレビや新聞で報道されてから問い合わせが殺到していたジビーフですが、33頭しかいないので大量
-
-
エシカルな牛肉とは!「牛肉の理想と現実、これからの牛肉について」
西川奈緒子さんの講演は当初きたやま南山のスタッフ向けだったのですが、せっかくなのでと楠本貞愛
-
-
2年越しでようやくIKU青山でジビーフが食べられる
中古車販売のガリバー、元副社長の村田さんが第二の人生を賭けて飛び込んだのが飲食業界だった。そ
-
-
ジビーフやブラウンスイス牛は小さなコミニュティのなかで生れたのです
発売中の料理王国に4頁に渡って掲載していただいてます。そのなかで、吉田牧場さんのブラウンスイ


















