*

愛農ナチュラルポークのラルド

11010971_872024232863264_1555195556382133814_n

メゼババの高山シェフが作る愛農ナチュラルポークのラルド(脂の塩漬け)は衝撃的においしかった。どうすればこれほど人の心を魅了する料理が作れるのだろうか… 私は肉を切るだけで料理は得意ではないので凄いとしか表現のしようがないのだが、牛肉と同様に豚肉のおいしさも脂だと思っている。飼料による影響は脂に色濃く出て肉質に影響する。だからこそ動物がなにを食べているのかが重要であり、生産者はエサにこだわるのです。

IMG_5193

私が愛農ナチュラルポークと関わるようになって3年が過ぎました。農業高校の養豚部が実習の一環として育てているため出荷数が読めないところがあります。いってみればめちゃくちゃ(笑)
通常の取引ではぜったいあり得ないことも起こります。でも、嫌じゃないですよ。生徒たちが一生懸命育ててくれた豚ですから私が慣れるしかないんですよね。愛農高校は生徒も先生もユニークでおもしろいんです。こういった環境で育つ豚だからおいしいんでしょうね。よく聞かれるんです。愛農ナチュラルポークはなぜおいしいんですか?って。他の農場も見学に行ったことがありますが、愛農高校が特別に変わったことをしているわけじゃないんですよね。だから正確にはおいしさの理由はわからないのです。

あえて言うなら、生徒と豚が友達のような感覚で付き合っているからじゃないかな。愛情だエサだと理由はいくらでもありますが、実のところは付き合い方だと思うのです。枝肉でもちゃんと手をかけてやればおいしくなってくれます。結局は動物とどう向き合うかだと思うのです。

IMG_5220

6月5日発売の料理王国に愛農ナチュラルポークが8ページに渡って掲載されています。しっかり取材していただき素敵な記事に仕上げていただきました。ぜひ、手にとっていただけるとうれしいです。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ジビーフと愛農ナチュラルポークで作ったフリウリの郷土料理が抜群においしかった

この日は特別にイタリア北東部のフリウリで働いていた頃の料理を再現してくれた。カウンターだけの店内には

記事を読む

近江プレミアム牛にジビーフに愛農ナチュラルポークなどなど

ジビーフ『やい子』の枝肉を吊るして30日が経過しました。かなり水分が多いので乾燥させながら水

記事を読む

I・K・U青山でスペシャルな肉とワイン会

グランピングが静かなブームのようですが、そもそもグランピングとはなんぞやですが、グラマラス(glam

記事を読む

2つの完全放牧豚を食べ比べ

愛農ナチュラル紅ポークを試食する予定が大樹じゃがポークが入荷してきたので、試食というより食べ

記事を読む

愛農ナチュラルポークと大樹じゃがポーク

3月2日に高田馬場「成蔵」にて愛農ナチュラルポークのとんかつ会を開催してから1ヵ月がたった。

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年4月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930