Tendronタンドロン
公開日:
:
2015/06/04
近江牛

肉屋でアウトといえばハラミのことですが、正式名はアウトサイドスカート(隔膜)といいます。アウトがあればインもあるわけでして、インサイドスカート(腹横筋)が存在します。部位的には、腹部に近い脂身が混じったバラ肉の一部で、ハラミほど知られていません。
どうしてもハラミが人気なので影が薄い存在なのですが、私はどちらかといえばインサイドスカートのほうが噛みごたえがあって好みです。
日本では薄く切って焼肉にすることが多いようですが、ところ変わればでフランスでは煮込みに使うようです。Tendron(タンドロン)の名称で蒸し煮にもよくあいます。

写真は、タンドロンを揚げ焼きにしたのですが歯茎に食い込むような硬さがたまらなくおいしいのです。焼肉や煮込みだけではなく、このようにステーキ感覚でもおいしく召し上がれるタンドロン、機会があればぜひお試しください。
関連記事
-
-
どうすればおいしくなってくれるのか
どうやったらおいしくなってくれるのか?... なんか毎日寝ても覚めてもそんなことばかり考えて
-
-
近江長寿牛(経産牛)のすばらしいこと!これこそ貴重とか希少というフレーズにふさわしいと思うのです
「幻の〇〇牛」ってフレーズをよく聞きますが、さすがに誇大表示だなと思うのです。そもそも幻って
-
-
おいしい肉を作るには手仕事しかないのです
私のお肉を扱ってくれているシェフたちの多くが40代です。自分の手に負えないほどたくさんの取引
-
-
おいしさの方程式って「商品+環境」だと思うのです
農家さん(生産者)との会話で、度々出てくる「うまい牛」というワード。「食べておいしい肉」にな


















