*

ボラン農場のアルモリカンたち

公開日: : 2015/05/25 フランスの旅

IMG_4880
長いフランスの旅もとうとう終わりに近づくつつあります。4番目の牧場はナントを北上してMasayo さんのボラン農場です。私がいちばんみなさんをお連れしたかった牧場です。そしてイブマリにも見て欲しかった牧場でもあります。

日本人女性がフランスの田舎で絶滅の危機にあったアルモリカン種を存続させるべく奮闘している姿をぜひ見て欲しかったのです。

IMG_4881

人間が食べられるものしか与えない。Msayoさんはまるで我が子のように牛たちを育てています。彼女は「教育」という言葉をよく使いますが、いずれは肉になる牛たちですが、教育することで良い肉質になり、なによりも人間の手を煩わせない飼育ができると言います。

牛を育てるということは愛玩動物のような可愛がりではなく、もちろん生き物ですから愛情は必要です。しかしながら、肉用牛として味の追求は忘れてはならないことです。動物が食べたものがそのまま肉質に表れます。ボラン農場の牛たちがときおり笑っているように見えるのはおそらく私だけではなかったはず。

 

IMG_4786

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ステーキ・レボリューション10月17日から全国順次ロードショー

フランスのナントにあるラ バレ ベルト牧場は、シンメンタールというスイス原産の白茶色の牛(母

記事を読む

牧場BBQで最高のおもてなしを受けたのでした

牧場見学の後は、ウォーミングアップ的なワインとサラミをいただき、場所を移動して超豪華なBBQ

記事を読む

童話の世界をみるようなすばらしい環境のなかで暮らす幸せそうな牛たち

3番目の訪問地となったのは、ナントの東南にある ラ バレ ベルト牧場です。シンメンタールとい

記事を読む

ビオディナミなワインたち

電車の待ち時間など、思い立ったらスマホで書いてるようなブログなので、日にちは前後していますが

記事を読む

ボラン農場を訪ねて

ブルターニュ最終日はトレマルガットのボラン農場へ。ここにはフランスに来て40年というMASA

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2025年4月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930