*

お好みのお肉と巡り合うためには

公開日: : 2014/12/12 雑記

IMG_1278

味の確認のために自己消費量が多くなりがちですが、付け合せのフライドポテトも肉同様に揚げ方にこだわりがありまして、じゃがいもをカットしたあとにレンジで2~3分チンします。次に小麦粉をまぶして高温で揚げます。すると写真のようにカリッとなります。ぜひステーキのお供に。

さて、先日友人と食事をしていたときのこと。「新保さんのお肉、おいしくないのもありますよね」と言われてしまった。数年前なら、なにーっ!てなものですが、実際にはまったくそのとおりで間違いのない事実なのです。100回食べて100回満足のいくおいしさなんてあり得ないとさえ思っています。もちろん満足より大満足を目指してはいるのですが、諸々の条件が重ならない限り満足いくレベルにはなかなか達することができません。良いお店を作る条件の1つとして、こういったことを言ってくれるお客さんを何人持つかだと思うのです。いちばん怖いのはなにも言わずに去っていくお客さんです。お客さんのおいしくなかったの声こそが私にとっては格付けのようなものです。

その友人はそういいながらまた注文してくれるのです。本当に私が扱う牛肉を信頼して購入してくれているのだなと実感します。おそらくですが当店の常連さんも同様だと思うのです。おいしいときもあればそうじゃないときもある。じつはこれって僅かな差だと思うのです。トップレベルを知っているからこそのおいしくなかった…..なのです。

基本、お肉はおいしいくて当たり前です。外食してもよほどの店に行かない限りはそうそうマズいお肉に当たることはありません。よく「ふつうにおいしい」という言い方をしますが、まさにこういうことだと思うのです。

行きつけのレストランでもおいしさの最高レベルがきっとあるはずです。その味を知っているから通い続けるのであって、毎回毎回そうそう満足することはありません。もちろ他店よりもおいしさレベルは上ですから常連なのですが…。

ワインを例にとるとわかりやすく、今日飲んだワインと同じものを1年後に飲むのとでは味に変化が起こります。保存状態にもよりますがそれがワインの魅力でもあります。

消費期限が短いですが牛肉も同じようなものです。フレッシュで食べたほうがおいしい牛肉もあれば寝かせたほうがおいしい牛肉もあります。それをコントロールするのが私の仕事なのですが、たまに見誤ることがあります。これは肉が持っているポテンシャルを私が引き出せなかったことが原因であったり、食べる側のコンディションも影響しているのかも知れません。

どちらにしても、ここだと決めた店と長くお付き合いすることが良いお肉と巡り合う確率が高いといえます。

 

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

肉と会話しないとおいしくなってくれない

肉屋の12月はほんと嫌になるくらい忙しくてギフト需要で毎日追われまくっています。来年あたり、

記事を読む

キーワードは安心

「肉Meets in サルティンボッカ」が3日後に迫りました。本日、完全放牧野生牛に合わせて

記事を読む

茂野さんのle 14e(ル・キャトーズィエム)がオープンしました

遂に茂野さんの店がオープンしました。 le 14e(ル・キャトーズィエム) 京都市上

記事を読む

「安売り」と「お値打ち」は違うのだ。

こんにゃく米で作った糖質オフのリゾット これがおいしい!とにかく涙がでるほどおいしいのだ。

記事を読む

5月13日は茶路めん羊牧場のヒツジちゃんがクレメンティアに登場

写真は、茶路めん羊牧場のヒツジちゃんたちだが、5月13日に「茶路めん羊牧場アニョードレ食べ尽

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2026年11月
    日 月 火 水 木 金 土
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930