茂野さんのle 14e(ル・キャトーズィエム)がオープンしました
公開日:
:
2013/02/23
雑記

遂に茂野さんの店がオープンしました。
le 14e(ル・キャトーズィエム)
京都市上京区河原町丸太町下ル西側ポガンビル2F
TEL 075-231-7009
定休日:木曜日
インターネット通販は、検索結果によって売り上げが大きく左右される。
そのために、サーチエンジンマーケティングなるものが存在するわけだが、もちろん当サイトも多少なりとも影響はある。
しかし、それはそれ、当店は人から人へ、つまりクチコミによる購入者がすごく多い。
業務用の肉も同様で、料理人から料理人への紹介が8割を占めている。
おそらく、ここが同業他社とは大きく異なるところで、私が手がける肉と「考え方」に共感してもらって紹介していただけるので、初めてお会いしてもすぐに打ち解けてしまうのだ。
一般的に業務用の取り引きは、買う側(飲食店)が優位な立場で、業者側は締め付けられながらというのが昔ほどではないにしても色濃く残っている。
私はそういった業界の体質が合わなくて、気の合う方としか取り引きしないことにしている。そこを我慢すればと助言してくれる方もいるのだが、嫌々する仕事こそつまらないものはない。
そのかわり、「気が合う=友達」感覚でお付き合いさせていただくので、ルーズな面も多い。その場のノリで価格を決めてしまうこともあるので私が営業マンだったらクビだな(笑)
さて、昨日はe 14e(ル キャトーズィエム)の茂野さんから紹介していただいた、東京のレストランへ行ってきた。
肉の話(商談ではない)を30分ほどしたところで、ぜひ私が手がける様々なドライエージングビーフを使ってみたいとうれしい申し出をいただいた。
東京へ出張するきっかけが増えたではないか(笑)
肉の話はテンションが上がるというノブさんは、もうすぐ開店だというのにビールやらワインやら注ぎだして、まかない(写真)まで食べていけという。
ほんの1時間前に初めて会ったというのに、大好きな肉で共感できると一気に距離が縮まるからおもしろい。
ちなみにこの店(正確には肉がおいしいワインバー)は、業界では有名で予約もなかなかとれない。

どうよ、この焼き具合。
食べた食感と風味は、フォアグラをとったあとの鴨なので肉質はやや硬め。
一瞬、牛のソトヒラかと勘違いしてしまった。
高温で一気に焼き上げるので外はカリカリ、中はふんわりといった感じ。
この焼き方は茂野さんに教わったのだとか。いやぁー、じつにおいしかった!

右から2人目がノブさんだ。
茂野さんとはパリで知り合ったそうだ。
それにしても私の顔は肉より赤い。
もう少し長居したかったのだが、お客さんが次から次へと入りだしてきたので、後ろ髪をひかけれる思いで店を後にした。
まだまだ書きたいことがあるのだが、とにかく今日は疲れた。
宿泊先のホテルで早朝に火災の誤報で起こされ、それから体調がおかしくなってしまった。
続きは明日にでも。
関連記事
-
-
ファンづくりは本音をサイトに反映させているかどうかなのだ…と思う
今日はセリでいつものように木下牧場の枝肉を落札。 しかし、近江牛の高騰ぶりはいったいどうな
-
-
肉を食べた後のデザート
知人に塩カステラをいただいたのだが、あまりにもおいしかったのでうちのスタッフ用に購入。写真は
-
-
2011年の営業が終了しました
今年最後の営業日となった12月31日。 肉屋の年末は地獄のようなもので、それはもう20
-
-
肉なのに魚?サーロインがマグロのような味がした夜
3~4年前の話しですが、知人が肉を購入してくれたときの話しです。肉があまり得意ではないお子さ
-
-
牛肉の流通は複雑なんです
1月の講演のために資料作りしていたら懐かしい写真がでてきた。日付が2004年だった。むかしの


















