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サイエンスキュイジーヌを体験

公開日: : 2014/04/25 グルメ

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世界中から料理人が教えを乞うために訪れるというその店は、いや、店ではなく実験室といったほうが正しいかも知れない。私はUFOに拉致されたかのごとく後部座席に座り右に左に山を超え谷を超え、行きついたところは高松市郊外の田んぼの中の一軒家だった。もう一度行けと言われれば間違いなく行くことができない自信がある。

迎えてくれた先生は、近江牛.comで何度も購入してるよ、、といきなりの先制パンチ。いやはや失礼しました。さて、アシスタントの女性2人を従えて料理が始まりました。

まずは、アシスタントの女性が机にサランラップを敷き詰めた。いったい何が始まるのか見当もつかなかったのだが、「皿という概念を壊したかったのです」と言うと、香草入りマヨネーズソースで絵を描き、花が飾られ見事にテーブルが鮮やかになった。

photo3

ステーキのソースが秀逸で、目を閉じて味覚を集中させても何が入っているのか分からなかった。どのように伝えればいいのか私のキャパをはるかに超えているので表現さえできないのだが、もずくが入っていたのには驚いた。

全18種類料理は、約3時間30分に渡って私たちを驚かせた。しかし、料理を味わうというものではなく、ここはヌーベルキュイジーヌであり、料理人たちがヒントをもらえる場であり、そして私たちは料理の奥深さを知り、料理人はやっぱりすごいなと・・・そんな貴重な体験をしたのでした。

 

 

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