美味(びみ)「赤身肉」女性自身に掲載中プレゼント付き
石原隆司氏と知り合ったのはきたやま南山で開催されたイベントだった。
確かやまけんさんの短角牛を食す会だったような、いや赤身肉の食べ比べだったかも。
どちらにしても肩書が「牛肉王」ということで、かなり胡散臭さを感じたのを覚えている。
しかも、TVチャンピオン牛肉通優勝ということで、無知な私はTVチャンピオンが何なのかを知らなかった。
イベント以降、何度も電話でやり取りして、私が感じた胡散臭さはもちろんなくなり(というか私の大いなる偏見だったのだが)食に関するすばらしいプランナーであり、知識人であることがお付き合いの中から比較的短時間で知ることができた。
その石原さんが推薦する全国各地の知られざる赤身肉を、読者プレゼント付きで女性自身(現在発売中)に掲載しされている。
手が届く絶品牛として13のブランド牛が紹介されているのだが、さて、あなたはいくつ知っているでしょうか?!
恐らく、1~2ぐらいではないかと予測されます。
畜産関係者でも、せいぜい知っているのは近江牛だけじゃないかなと思います。
ちなみに、私はすべて知っていました。
というのも多少なりともご縁がある肉ばかり、実際に食した肉ばかりなのです。
例えば、北海道の十勝若牛は獣医師の松本大策先生にご縁をいただき、牛肉サミット2012にも出店していただきました。そして見事優勝されたのです。
同じく北海道の未来めむろ牛は、先日オークリーフ牧場へ行ってきたばかりで、柏葉社長ともお会いして取り組みに感銘を受けたところです。
島根の熟ビーフ、北海道の北里八雲牛は、11月に開催された農研機構の近畿地域マッチングフォーラムでお話を伺い、それらの肉をきたやま南山で焼肉にして味わったばかりなのです。
京たんくろ和牛は、私のブログを以前からご覧いただいている方にはお馴染みだと思うのですが、せっかくなのでもう一度経由を振り返ってみたい。
きたやま南山と日本海牧場の農商工連携事業の認定を受けてブランド化した京たんくろ和牛は、専門家委員会を発足して真剣に立ちあげた京都のブランド和牛なのだ。
専門委員は、もくもくファームの木村社長、吉田専務、牛心(但馬や)の伊藤社長、やまけんさん、熊本大学の徳野先生、京大のえーっと、思い出せません・・・すいません、(ごめんなさい)
そのときの経由はやまけんさんがブログに詳しく書かれているので、私の太っている醜い写真(酔ってます)とともにご覧ください(→クリック)
ちなみに当店からは、近江牛大吟撰赤身モモしゃぶしゃぶ用をご紹介いただいてます。
和牛の醍醐味といえば、見た目が鮮やかなサシだが、一方でヘルシー志向、健康ブームから赤身肉を好む層が近年増加中である。
一昔前までは、「和牛=霜降り」だったのがいまや赤身肉と二極化しており、用途やシチュエーションに合わせて、霜降り好きな方にも選ばれるようになりつつある。
そんな中でも、当店では、無理やりサシを入れる飼育ではなく、健康的に育ててほしいと生産者にお願いし、その結果が霜降りであれ赤身であれ、市場価格よりも高く、生産者が潤う取引を目指している。その先には、間違いなく可視化した安全な牛肉が食卓へお届けできるものと強い信念を持って取り組んでいる。
さて、女性自身、ぜひ立ち読みではなくお買い求めくださいませ。
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