知識だけでは売れない、商品愛がなければ
公開日:
:
2012/10/11
雑記

餅は餅屋というけど、最近は専門店でもそれほど商品に詳しくない人が多い気がする。
かと思えば、やたらと商品知識があって詳しい人がいたりします。
それがパートさんやアルバイトだったら驚きますしお店のグレードも上がるというものです。
先日、シークレットイベント、熟成肉とワインの会で隣の席に座ったのがワイン屋さんだった。
ビビッときたのでお店に伺う約束をして昨日行ってきました。
当店では、タイユヴァンのワインのみ扱っていているのですが
お客様から、肉に合うワインを提案してほしいという要望が以前から多かったのです。
私もワインは好きで毎晩のように飲んではいるのですが、提案するほど詳しくないし
ビビッとした直観を信じてethelvineの江上さんを訪ねた次第なのだ。
結論を先に言うとビビッはビビビビビビッぐらいの大正解で
なんといっても私と価値観や共感する部分がよく似ている。
肉に合うワインを12本選んでいただいたのだが、そのウンチクたるもの
1本1本の農家のストーリーから試飲した感想までとにかく詳しい。
と、ここまでならソムリエレベルで話せる方はたくさんいると思う。
じゃー何が違うのかと言うと、あぁ~この人はめちゃくちゃワインが好きなんやなぁ
という愛を感じたのだ。
商品を語れる人はいても、その人の言葉から商品愛を感じることは少ない。
江上さんはワインの卸屋さんだが営業をしたことはないらしく
取引き先はすべてクチコミだそうだ。
知識だけの頭でっかちではモノは売れないと言うことだ。
近江牛.comからも愛を感じていただけるだろうか・・・。
関連記事
-
-
厚生労働相は米国産牛肉などの輸入規制や国産牛検査の再評価の検討を始めた
出張続きでバタバタしていたが、やっとブログを書く時間がとれた。 今日は天気がいいのでみんな
-
-
料理通信第5回全国お宝コンテストでジビーフが世界に自慢したい9品に選定
今朝の情報番組でやってた近大マグロの図。稚魚を東洋冷蔵が買って育った成魚をツナ・プリンスとし
-
-
より身近に、そんな店であり続けたい
立ち上げた頃の近江牛.comのトップページだ。 ネット上のアーカイブからひっぱってきたので
-
-
クリスマスから年末年始はお肉を食べて元気でキレイになろう
今日はクリスマス。ステーキのご注文が多い日でもあります。昨年と違うところは熟成肉のご注文が圧
-
-
食は「こころ」の時代へ
私がパワーポイントで講演資料を作るときに、必ずタイトルの前にこの写真を入れるようにしている。


















