*

プレミア近江牛は予想を覆すA-4という結果だった

公開日: : 2012/06/25 イベント

574ロース2.jpg

究極の食育は、「自分で育てた牛の肉を食べる」ことだと思う。
生産者はどんな気持ちで牛を出荷しているのだろう・・・

そこを知りたいと2年半前に、木下牧場へ2頭の牛を預けた。

自家産のサイレージをたっぷり与えて、穀物飼料は与えない。
その代わりに、地元でとれた米ぬかやおからなどを与えて育てることにした。

無理やりサシを入れることもせずに、本当に自然のまま育てた。

そして、本日、その牛がお肉になった。

通常、意図的にサシを入れるためにビタミンを制御したり
大きくなる血統とかけ合わせたりするのだが、そんなことは一切していない。

ストレスフリーで育てた牛は、私の予想では小ぶりで赤身の多い
少し硬めの肉質になると思っていた。いや、確信していた。

結果、写真のとおり見事なサシが入った肉になった。
ちなみに、A-4BMS5だった。
脂は白色ではなく少し黄色を帯びた私が昔みた但馬牛そのものだった。

驚いたのは私より木下さんだ。
自らの飼養観念を覆すような結果だったからだ。

融点の低いあっさりとした食感であることはかなりの確率で予想できるが
とにかく、前代未聞の取り組みは、結果も前代未聞だった。

7月19日に開催する「吟撰但馬系プレミア近江牛」お披露目会にて
お召し上がりいただけます。

詳しくはこちら(→クリック

残席わずか、お申し込みはこちらまで

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

生産者は自分が育てたものを食べない

(写真は、6月11日開催の肉Meets in 大分で料理を担当してくれるTacca/タッカの

記事を読む

ブリアンツァ奥野シェフによる肉Meetsは超豪華な布陣で圧巻の食事会だった

六本木ヒルズのラ・ブリアンツァ奥野シェフに日本ガストロノミー協会のキッチンで肉焼きますか?!

記事を読む

紅豚×ブエノチキン+近江牛 in 沖縄は暑(熱)かった

「紅豚×ブエノチキン+近江牛!!ミーツvol.5 肉食カーニバル 〜ウェルカメー〜」に参加す

記事を読む

愛農ナチュラルポークin成蔵でまたまた感動した

愛農ナチュラルポークは表面をカリッと揚げるより低温でじわじわと揚げるほうがおいしい。

記事を読む

新しい畜産の創造から生まれた吟撰但馬系プレミア近江牛

粗飼料66%で仕上げた「吟撰但馬系プレミア近江牛」のお披露目会が無事終わりました。 ちなみ

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2025年12月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031