プレミア近江牛は予想を覆すA-4という結果だった
公開日:
:
2012/06/25
イベント

究極の食育は、「自分で育てた牛の肉を食べる」ことだと思う。
生産者はどんな気持ちで牛を出荷しているのだろう・・・
そこを知りたいと2年半前に、木下牧場へ2頭の牛を預けた。
自家産のサイレージをたっぷり与えて、穀物飼料は与えない。
その代わりに、地元でとれた米ぬかやおからなどを与えて育てることにした。
無理やりサシを入れることもせずに、本当に自然のまま育てた。
そして、本日、その牛がお肉になった。
通常、意図的にサシを入れるためにビタミンを制御したり
大きくなる血統とかけ合わせたりするのだが、そんなことは一切していない。
ストレスフリーで育てた牛は、私の予想では小ぶりで赤身の多い
少し硬めの肉質になると思っていた。いや、確信していた。
結果、写真のとおり見事なサシが入った肉になった。
ちなみに、A-4BMS5だった。
脂は白色ではなく少し黄色を帯びた私が昔みた但馬牛そのものだった。
驚いたのは私より木下さんだ。
自らの飼養観念を覆すような結果だったからだ。
融点の低いあっさりとした食感であることはかなりの確率で予想できるが
とにかく、前代未聞の取り組みは、結果も前代未聞だった。
7月19日に開催する「吟撰但馬系プレミア近江牛」お披露目会にて
お召し上がりいただけます。
詳しくはこちら(→クリック)
残席わずか、お申し込みはこちらまで
関連記事
-
-
A2ヒレ肉のココット焼きは悶絶寸前の境地に
A5の肉は作れてもA2は難しいなぁ... 畜産の世界では、昔から雌で未経産の牛がおいし
-
-
希少なお肉と素敵な人の輪で繋ぐ肉の祭典は感動的だった
2月1日~28日まできたやま南山さんで開催中の肉菜健美フェアですが、メインイベンの「肉と野菜
-
-
渡邊理奈シェフ×石井まなみシェフコラボディナー
ラッセ渡邊理奈シェフと神戸カセントでスーシェフとして8年務め現在はスペインの新進気鋭シェフ、
-
-
足寄の石田さんちのラムとマトンを半身づつ食べ尽くす会は衝撃的なおいしさだった
約1年ぶりに足寄の石田さんから羊が届きました。もともとは羊が苦手な私が度肝を抜かれたというか
-
-
6月30日までのご予約に限り早割適応
・・・早割 「早割」「スーパー早割」「ネット割」などなど、世の中には様々な割引がある。


















