ご要望は備考欄へ、できる限りお応えさせていただきます
公開日:
        
        :
        2012/05/20        
        近江牛                
      
かなり前の話なのでうろ覚えなのだが、ビール会社の方と話す機会があった。
コンビニやスーパーに設置されている冷蔵ケースには各メーカーのビールが入っているが
置き場所によって売り上げが変わってくる。
冷蔵ケースの正面に立ったときの目線をウルトラゾーン(だったかな)といい
この場所にビールを置いてもらうための営業努力が大変なんだとか。
とまぁ、こんな感じの話だったのだが、
キリンが好きな人は、場所がどこであれ探してでもキリンを買うのかと思えば
そうじゃないらしい。
もちろんそういう方もいるだろうが、私のように銘柄にこだわりがなければ
目の前にあるビールをとるかも知れない。
当店(実店舗)の冷蔵ケースは、肉屋にしては縦長でアイテム数は80以上ある。
肉屋の方には分かると思うが、かなり大きなケースで業界でいうところの〝もり〟が大変なのだ。
品揃えは、3タイプに分類して毎日の天気をみながら調整、対応している。
切り落としやカレー用の角切りなどは、「ほっといても売れる商品」
近江牛超吟撰ロースすきやき用(100g4,200円)や近江牛超吟撰サーロインステーキ(100g3,150円)は
頻繁には売れないけどないと困る商品。
「ほっといても売れる商品」は、普段使いの商品で、ミンチなども該当する。
ドライエイジングで熟成させた近江牛熟成肉は、霜降り肉、赤身肉とは異なる新しい牛肉として
「店が売りたい商品」に分類される。
100g4,200円のすきやき用は、近江牛専門店として看板を掲げている
当店の〝顔〟ともいえる商品で、毎日大量に売れるわけではないのだが
「ないと困る商品」ということになる。
当店では、生産者直結の仕入れにより部位買いではなく、一頭仕入れをしているため
このように3タイプに分類しながら商品構成をしている。
ビールと同じように、配置場所も重要で、すきやき用などスライスものは上段、
ステーキや焼肉用を中段、ミンチや加工品は下段、これを基本として季節や時間、
天候によって変更していくのだ。
一方、サイトではアイテム数をかなり絞り込んでお客様が欲しいものを迷わずに
買い物できるような仕組みを心がけている。
実店舗との大きな違いは、実店舗ではあらかじめ切りおきして陳列している商品を
ご購入いただくのだが、サイトからの注文はすべてオーダーカットになる。
つまり、注文ごとに切りわけ、備考欄に好みを書いている場合は
できる限りの要望に応えさせていただいている。
例えば、肉1枚の大きさであり、厚さであり、サシの多さ、少なさ・・・
といった具合である。
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