*

そむりえ亭、樋口氏が熟成肉を料理すると

公開日: : 2012/01/09 熟成肉

P1020151.JPG

熟成肉は、香りを楽しむ肉ゆえ、シンプルに塩だけで食すのが一番おいしい。

実際、私も家で焼くときはフライパンで焦げ目をつけてから
オーブンでじっくりローストして、塩で食べるようにしている。

市販のステーキソースも各種試してみたのだがまったく合わなかった。

もちろん塩コショウなんてもってのほかだ。

ところが、プロの料理人にかかると、素人では考えられないような発想で
驚きの料理を考えてくれるからおもしろい。

ロレオールの伊藤シェフは、南部鉄器でじっくりローストし
橘野カブのお漬物を添えて一緒に食べるという、一見ミスマッチのような組み合わせで
料理していただいた。もちろん言葉にならないほどおいしかった。

大阪の心斎橋にそむりえ亭という店がある。
店名のとおり、日本ソムリエ協会マスターソムリエの樋口氏がオーナーの店である。

ワインの店だが、なかなかどうして料理のレベルも高い。
ワインと料理のマリアージュというのか、一皿ずつに相性の良いワインをチョイスしてくれる。
すべてグラスワインなので、驚くほどリーズナブルだ。

新年会というほどでもないのだが、大阪在住の知人がおいしい肉を食べたいとのリクエストに
応えて、それならばということで、樋口氏に近江牛熟成肉を預けた。

まずは1つめ、焼肉ぐらいの厚さにカットした熟成肉にウイキョウのレモン風味ジャムを
包み込んだ一品だ。

P1020157.JPG

一見、合わないように見えるのだが、これがうまい!!!
レモンを煮詰めたジャムは甘くなく、爽やかな食感だ。
熟成香もしっかり確認でき、樋口氏は赤ではなくキリッとした酸のリースリングを合わせてくれた。

なるほど、口の中で熟成香とワインの酸味が混ざって、さらにスッキリした味わいを
楽しむことができた。

じつは、これがメインではなく、熟成肉の食感を楽しませてくれる厚切りは
こんな感じで料理していただいた。

P10201800.jpg

まずは、なにも付けずに素焼きの状態で2枚ほど。

鼻に抜ける香りは、熟成肉特有の甘さをしっかりと感じることができた。

次に少し甘めに煮詰めたソースをかけて。
これがほんとにおいしくていつまでも食べ続けていたいほどだった。

ここで赤を入れて、最後にもう一度白で締めくくった。

熟成肉を食べながら気がつけば3時間30分が過ぎていた。

なんともエキサイティングで楽しい宴であった。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

木下牧場のお母さん牛「きこ2」が仕上がりました

木下牧場さんの「きこ2」219ヶ月齢のお母さん牛が種が付かなくなって屠畜したのが6月10日の

記事を読む

COOK&DINE HAYAMAで新しい可能性をみた

葉山といえば、御用邸があることで有名だが、昨日は山口さんが経営する「COOK&DIN

記事を読む

フランス産のバザス牛を吊るしとドライエイジドで短期熟成してみた結果はいかに

フランスで有名な牛肉といえば、シャロレーやリムーザン、ブロンドダキテーヌ、バザスあたりでしょうか。私

記事を読む

歓喜のドライエージングビーフ

熟成させた経産牛を東京の知人宅で試食することになった。 食通の友人なので、意見を聞こう

記事を読む

今週末より熟成肉のロース再販いたします

さすがに頻繁には行けないのですが、たまに無性に恋しくなるというか食べたくなるんですよね、、、

記事を読む

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2026年4月
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930