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2011年の営業が終了しました

公開日: : 2011/12/31 雑記

近江牛生産者.jpg

今年最後の営業日となった12月31日。

肉屋の年末は地獄のようなもので、それはもう20日すぎたあたりから
少しずつ帰る時間が遅くなり、25日すぎから徹夜が続き、社員は日に日に顔色が青くなり
ここはどこ?私はだれ?・・こんな状態が1週間ほど続くのだ。

しかし、31日の営業が終了したときの達成感たるもの
それはもう言葉では言い表せない感動がある。

スタッフ1人1人が、今年の反省点と来年の課題を各々言い合い
一回り大きく成長したような雰囲気を感じさせてくれるからたのもしい。

昨年は、いろんな事情から12月25日でネット経由の販売をストップした。
たくさんのお客さんに迷惑をかけただけではなく、私も社員も悔しい思いをした。

そんなこともあって、1月1日から年末に向けて始動し始めたわけだが
30日の午前中まで受注して、31日まで発送業務も行った。

おかげで、たくさんのお客さんからご注文をいただき、
昨年末の雪辱を果たすことができた。

今年は、“生産者との協働”をキーワードに1年間様々な取り組みをしてきたのだが
こういうことって、すぐに身になるものではないので、社員にはなかなか浸透しにくい。

しかし、社員は月に1回、近隣にビラ配りをしたり、日付が変わるまでミーティングしたり
休みの日に牧場へ出向いたりと、本当によくやってくれた。

今年最後の営業日となった12月31日。

店内は、たくさんのお客さんで終日賑わった。

木下さんのお肉はどれですか?

藤井さんのお肉はありますか?

お客さんが、生産者指定で買い物する姿を見て
今年1年間やってきた成果を感じることができた。

A5がどうとか、雌牛がどうとか、そんな見た目での判断ではなく
しっかりと当店の取り組みを知ったうえで、わざわざ足を運んでくれる。

これこそ私が目指していた肉屋のスタイルであって
やっと少しだけだが認知してもらえるようになった。

おいしかったので生産者の方にお礼が言いたい。

そういってくれるお客さんまでいた。

当店の取り組みは、来年も今年同様に“生産者との協働”だが
1月1日のみ休ませてもらって、2日より年末に向かって動きだす。

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