新鮮な生レバーが入荷しても生では食せず
公開日:
:
2011/10/07
ホルモン
当店のユッケや生レバー(レバ刺し)は、20年以上もの間、
たくさんのお客さんにご好評いただき、最盛期には生レバー倶楽部という
会員組織まであったぐらいです。
会員組織といっても怪しいものではなく、
新鮮なレバーが入荷すると携帯メルマガでお知らせするというもの。
会員数も1000名程度いて、午前中の配信で午後には
予約で完売してしまうほどの人気ぶりだった。
しかし、ユッケ事件以来、ナマモノを自粛しているため
日増しに問い合わせの数が減ってきた。
入荷日の火曜日と土曜日ともなると
今日は入ってますかー!と電話が鳴りまくったものだ。
でも、あの事件以来、問い合わせは減っていき
とうとう、先週の土曜日は1件の問い合わせもなかった。
いや、ついになくなったと言うべきだろう。
いろいろと情報を得るべく、ネットで調べてみると
なんと驚いたことに、いまだに生レバーとして販売しているサイトが
いくつかあった。
実際に販売しているのか、それともページをほったらかしにしているのか、
そのあたりは分からないが、買い物できるようにはなっている。
ホームページに買い物カゴくっつけて商売している限りは
もっと責任を持って取り組んでほしいものだ。
ところで、当店には、新鮮でぷりぷりの生レバーがいつものように入荷している。
あぁ~、レバ刺しで食べたらうまいのになぁー、などと思いつつも
焼レバーとして販売するしかない。
今後、再販出来る日はこないかも知れないと思うと非常に残念だ。
関連記事
-
-
喉が悪いとウルテが効くってホント?
牛の内臓、いわゆるホルモンだが、これほどややこしいものはない。 流通ルートが複雑で、特にブ
-
-
イケ麺バトルでホルそばに大行列
琵琶湖をみんなで手を繋ぎ抱きしめようというイベント 「抱きしめてBIWAKO」に多くの人が参加し
-
-
牛タンとタイム風味のビネグレット
内臓肉、いわゆる〝ホルモン〟だが、焼く、煮る、炊く、といった料理法が一般的だ。 数年前
-
-
シェフとの連携でおいしさを生み出す
この写真だけで分かったら相当な肉フェチだと思うのです。実物見ても恐らく分かる人は少ないんじゃ
-
-
近江牛の甘味なもつとスープで織りなす至極のもつ鍋
いまや鍋料理の定番として、鍋ランキングで上位に入るもつ鍋ですが ブームになったのは、いまか