短角牛
2017年3月30日、岩手県盛岡で生まれた短角牛の雌。転入、転出を繰り返し、最後は、青森県十和田の佐々木さんが飼育して、6月16日に肉になった。
先月、奥入瀬渓流ホテルのみなさんと佐々木さんの牧場へ行き空気を感じてきたところ。そして、本日、短角牛が入荷してきた。
普段、短角牛はやらないので心配ではあったが、割ってみて一安心。僕が得意とする肉質だった。とは言うものの手探り状態ではあるが、生産者、肉屋、シェフと連携しながら、お客様の満足と感動につなげたい。
ちなみに、生産者の佐々木さんも岡さん(星のや東京総料理長)も蓑原さん(ソノール料理長)もサカエヤに来て手当てする現場を見てもらっている。蓑原さんに限っては研修もしている。
てことで、青森へ行く予定がありましたら、奥入瀬渓流ホテル「ソノール」で僕が手当てした短角牛をぜひ食べてください。
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今日は、近江牛のセリだった。滋賀県畜産技術センターの試験牛がセリにかけられていた。サンプル提供など面倒なことを要求されるのでいつもスルーしているのだが、出生地が「宮城県」なので2頭買い付けた。黒森さんと藤田くん用だ。
夕方には、沖縄石垣島の生産者が訪ねてきてくれた。久しぶりに楽しい話ができた。一緒にやりましょう、ということで、また新しいことにチャレンジできる。海水をたっぷり飲んでグラスフェッドで育てる。バカールの中村さん、比嘉さん、えりちゃんの顔が浮かんだ。
昨年7月に入社してきた26歳の若者に、「仕事はどう?」って聞いてみた。
肉屋は楽しいー!
最高ですっ!
僕が20代の頃、楽しいと思ったことがない。お金もなかったし、毎日が必死で余裕がなかったのかも知れない。もちろん、いまはその反動でめちゃくちゃ楽しい。
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