*

セジール閉店のお知らせ

公開日: : 2023/06/23 SAISIR

2017年9月21日にオープンしたセジールですが、今年9月30日をもちまして閉店することになりました。

6年間、たくさんの方にご来店いただき、心より感謝申し上げます。

当初やりたかったこととはかなり変更した内容でスタートしましたが、ご来店いただきましたみなさま、メディアのみなさま、業者のみなさま、そして、オープン時にお花をくださった友人知人、心優しいみなさまのおかげで、とても充実した楽しい6年間でした。

セジールをこのまま続けることもできるのですが、いま若い子たちが育ってきている環境で、やはり僕が当初思い描いていた形を作り上げたいという気持ちがこの1年間強くて、コロナの終息とともに、一旦この9月末をもって閉店することを決めました。

10月から改装工事に入り2024年2月に「サカエヤ+」として生まれ変わります。セジールはなくなりますが、新しい形のレストランを作ろうと思っています。6年経って原点に戻るのではなく、もともとやりたかったことを、いまならできるとの判断です。そう思うとあのときやっていたら失敗していたかも知れません。

あと3ヶ月、思い入れのある建物がなくなるのは寂しいですが、壊さないと新しいものが生まれないので、自分を信じて、未来に期待して、やり切りたいと思います。

「サカエヤ+」の全体像は、まだ変更箇所もでてきますので、ざっくりとしかお話しできませんが、いまの客席はすべて熟成庫になります。肉に対して、もっとやりたいこと、もっと試したいことがありまして、そのストレスが日増しに強く、我慢の限界と言いますか、そのための閉店であり、改装でもあります。

なので、現在お付き合いいただいている飲食店のみなさま、僕が手当てする肉は、これまで以上においしくなります。いまの僕が考える最高の環境を作ります。ここは大いに期待してください。来年の今頃には、肉が激変します。

いまでもおいしいのに、これ以上おいしくなったらどうなるのか、、なんてことを毎日妄想しています。さらに、これでもかというくらい、シェフ一人一人にジャストサイズの肉を作っていきます。

シェフの溝口は9月末で退職し、独立に向けて動きます。僕もサポートしていきますので、こちらも応援していただけると嬉しいです。サービスの高峰はサカエヤに残り、「サカエヤ+」の責任者として、そして精肉店サカエヤのワイン担当を兼任します。

もう一人、今年入社の新人がいまして、彼もサカエヤに残ることを希望しています。とはいえ、サカエヤも人が多いので、飲食店で人手が足りないときなどお声がけいただければ、タイミングによっては手伝いに行かせることも可能です。高峰とセットで勉強させてやってください。

ということで、あと少しの期間ですが、最後までセジールを見届けていただけると幸いです。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

生食販売における基準

生食用の肉は、屠畜から7日以内に菌検査から処理までを終わらせなければ販売できない。菌検査に出

記事を読む

9/21グランドオープンさせていただきました

本日10時に無事グランドオープンさせていただきました。昔のように新聞に折り込みチラシを入れる

記事を読む

セジールの予約受付を開始いたしました

サカエヤの新店に併設のレストラン“セジール”の予約受付けを開始いたしました。 9/21以降

記事を読む

新生セジール第二章がはじまりました

牛の気管を四時間煮込み 牛脂を塗ったパン 9月末で村田シェフが退職したのですが、残った

記事を読む

セジールの予約に関しまして

太田さんのアマゾンカカオがすばらしすぎて、テリーヌ・ド・ショコラがグッとおいしくなりました。

記事を読む

新記事
短角牛
旧記事
特殊能力

和牛・牛肉通販 近江牛.com

https://www.omi-gyu.com
仕事の奥深さ

本日から11月、しかし一年あっという間でなんか怖いですね。同級生ですで

所作

写真は、昨夜、BRUSTAで食べた近江牛ウチヒラ。西山さんはワ

今月のジビーフも2頭入荷しています

↑ はるか 今月も2頭のジビーフが入荷してきました。「はる

→もっと見る

  • 2024年10月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031