年末恒例【限定5本】手造りロースハム
じつはハムが苦手です。
正確には“苦手だった”のですが、いでは少し克服でき特にベーコンは好んで食べるようになりました(大手メーカーのものはいまだに受け付けませんが)
何が違うのかというと、素材や技術もおいしさの1つですが、ハム作りにかかせない原料によるところが大きいのではないかと思われます。
無添加でおいしいハムが作れればよいのですが、これはむつかしい。
どうしても発色剤(亜硝酸Na、硝酸K)、リン酸塩(Na、K)は最小限必要だったりします。
着色料、保存料、防腐剤などを使用しなければ賞味期限が短くなっていたりして
このあたりも悩ましいところだが、味に妥協して賞味期限を長く保持するよりおいしく短くが望ましいところだ。もちろん販売サイクルが順調に回らなければ本末転倒になってしまう。
冒頭に書いたように、畜産業界に従事して33年、大手メーカーのハムでおいしいと思った商品に触れる機会が少なかった。これも私がハム嫌いになった理由の1つかも知れない。
さて、何年前になるだろうか・・・
弊社の社員の叔父さんが小さなハム会社を営んでいて試食にと頂いたことがあった。
家族経営であまり大量に作れないらしい。
けっこう脂が乗っていて見た目からはおいしいとは想像できなかったのだが一口食べて驚いた。
最初の1枚は生のまま食べたのだが、脂が甘くておいしかった。
こんなおいしいハムを食べたのは初めてだと思った。
次に分厚めにカットして火を入れてみたのだが、さらに脂が甘くなっておいしさが倍増した。
このロースハムは、手間がかかるため毎年12月しか販売しない。
しかも、あらかじめ予約をとった数量しか作らないので当店の常連さんも楽しみにしている方が何人もおられる。私もその1人だ。
今年は、予約以外にネット販売用に30本特別に作ってもらったのだが、予約された方々が追加されて結局5本しか販売できなくなってしまった。
(実際には6本なのだが、私が1本買ってしまった)
友人からいただいた北海道中川郡幕別町にあるNEEDS(ニーズ)のカチョカバロが冷蔵庫にあったので合わせてみたのだが抜群においしかった。カチョカバロは加熱するとコクが増してよく伸びるのでロースハムと一緒に食べるとgoodです。
さて、限定5本ですが取り急ぎ購入していただけるように商品アップしましたので、ご興味のある方はぜひに。
驚くほどおいしいとは言いませんが、私の知っている限りではかなりいけてると思います。
手造りロースハム ご購入は(→こちら)
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