木下さんと新しい取り組みがはじまります。ご期待ください!
これ4年前の写真です。姿形はあまり変わっていないのですが事業内容は随分と変わりました。もちろん大きな軸はブレていないのですが、ジビーフや愛農ナチュラルポークなど、和牛で育った私からは程遠いジャンルにチャレンジさせていただいております。こういうことを「試されている」とか「試練」とか表現する人がいますが、好きでやっているのに試練もなにもないと思っています。
10年前になるかな、木下さんに赤身の肉を作りたいと話を持ちかけたとき、「サシを入れるやり方は勉強してきたけど赤身にするやり方は難しいなぁー」と随分と悩まれたものです。どのような肉になっても言値で引き取るからと無理やり納得させて取り組みが始まったのですが、それが近江プレミアム牛です。GQ JAPANのweb版で紹介されていますのでよろしければご覧ください(→)
さて、なぜ自分の写真をアップしたかと言いますと、たいした意味はないのですが本日10月10日が誕生日でしてSNSやらメールやらでたくさんのメッセージをいただいておりまして恐縮しております。あまり派手なことは好きではありませんので、今夜は外出せずにテレビでもみて過ごすつもりです。
節目にこれからの展望みたいなものを書き記しておこうかとイケテナイ写真をアップした次第です。私の軸はあくまでも和牛であり近江牛です。ただ、ここ最近特に思うことは、近江牛がおいしいとか〇〇牛がおいしいとか、いわゆる銘柄ありきの声を聞くことが少なくなってきたように感じています。それよりも生産者や販売者の名指し(指名買い)が目立ってきているように思われます。今後は益々こういった流れになっていくでしょうね。
まだ公表はできないのですが、近江プレミアム牛から10年、さらなるチャレンジとして木下さんと新しい取り組みをスタートします。いままでと違うところは、私たちの輪に料理人のみなさんが加わることです。私とご縁ある料理人のみなさまには随時お声がけさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
ということで少し宣伝。本日仕上がりました。
☆愛農ナチュラルポークで作ったボンレスハム(→)
☆乳飲み仔牛の白いソーセージ(→)
関連記事
-
-
モンティーユのような流通経路がわかりやすくて安心だ
ステーキといえばワインということで 当店では、セット商品としてタイユヴァンのワインのみ販売
-
-
あるシェフの言葉にシビレて眠れなかった。こういうシェフが指名してくれる肉を育てることが私の目標であり、やらなければいけないこと。その先にあるのは肉屋の社会的地位向上しかない。
あるシェフから送られてきた1枚の写真。僕も参加するはずだった食事会でしたが、翌日の朝が早いた
-
-
日々いろんな肉が入荷してきますがA5もあればC1もありすべてに命がありおいしくなってほしいと願うのです
とある牧場から出荷された近江牛ですがちょっと様子が変です。雌の50カ月齢で経産ですが肉にする
-
-
和牛経産サシたっぷり~赤身まで
≪鹿児島県伊佐市の北野さん≫ ≪鹿児島県鹿屋市の吉原さん≫ &n